みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第2回atom杯に参加して

2022年11月19日(土)、atomさん主催の第2回atom杯に参加しました。
タイトルだけではわからないですがPS版のダービースタリオンの大会ですね。通称ダビスタPSやダビスタ97と呼ばれているものです。

前回大会は私がかつてやっていたみるきぃ杯にルールが近い初代配合戦ということで頑張らせていただきましたが、今回は殆ど手を付けたことのない世代配合とのこと。私自身99の世代配合はやったことあるのですが、97は初体験となるのでどうなることやら。発表されたのが10/7で1ヶ月以上の生産時間があるとは言え、どれだけ時間がかかるかわからないので早めに手を付けておきたいところ。という訳で早々に動きだしたのですがそこからは苦労の連続でした。

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色々書く前にルールの話。前回大会なのですがルールを書いてる場所がニコニコのコミュお知らせで大会後に消えてしまったのでこちらに可能な限り書き写しておきます。

・リセットOK
・世代配合OK
・締めの父馬及び母父馬が「天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念」のどれかに勝利した馬
・初代配合の場合、モデル馬の母父馬が上記該当馬だった場合使用可

<レース>
①中山芝1200m ②京都芝2000m
③東京芝2000m ④京都芝3000m
⑤京都芝1600m ⑥東京芝2400m
⑦中京ダ1700m ⑧阪神芝1600m
⑨中山芝1600m ⑩中山芝2500m

<ポイント>
1着20pt 2着15pt 3着12pt
4着9pt 5着7pt 6着5pt
7着4pt 8着3pt 9着2pt 10着1pt

以上です。ポイントは99のBCグランプリとは違い10位までは加算されるシステムとなっています。

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さて、今回の大会ですが苦手な世代配合ということで、肩肘張らず自分のできる範囲でやろうかなと。とりあえず目標を定めてそれが引けたらOKかなっていう感じで初めました。

その目標なのですが、99と違ってkspの最大値が98と6高いのでその分高いのは出やすいんじゃないかと。以前参加したいけぽんさんの99大会で私自身85はあっさり引いた記憶があるのでそれ以上は引けると予想。後はスタミナですが3耐もあれば十分と聞いていたので実績A非ニックスのTSL100なら大体はいけそう。なんで「ksp85、3.0耐」の馬をネットで探してきて、それを超えたらまあOK、あとはそこからどれだけ煮詰めれるかということにしたのですが……。

配合は最初2代締めにしようとしたのですが、そこからTSLを引くのは流石に大変そうだと思ったので3代締めに。最初考えていたのは以下の配合。

まずニトロが欲しくて低級繁殖から引っ張り上げるというのが面倒くさかったので素直に最高級牝馬パリティビット、父馬は実績安定Aのサンデーサイレンスという配合からスタート。すごく安直ですが少し理由があって、次のイナリワンがアウトブリードの場合スルーパス扱いなのでその場合締めで母似が出た場合サンデーのSPが適用されるという意味もありました。本音を言うとここの段階でパリティの94,86を超えたかったのですがなかなか超えれず結局妥協で次の長距離適性のイナリワンでスタミナを引っ張ることに。

ちなみに2代目でイナリワンを採用した理由は晩成で4耐以上のスタミナチェックをしたかったから。そして締めがニッポーテイオーなのは短距離適正なので高いスタミナの繁殖からTSLに乗せやすいからです。あと97は産駒が産まれた直後に売却価格である程度SPが絞れるという特性上早熟や普通型の方が価格で切りやすいという理由もありました。私自身売却価格ツールは2時間生産大会とかで何回か使ったことあるのですが、正直3歳まで送って入厩OKの時期を調べないといけない晩成系は無駄に時間がかかかるので避けたいなと。ただ、これには私の認識不足もありました。それに関しては後述します。

正直締めの繁殖はもう少し簡単に作れると思ってたんですよね。初代の時点でSTに関しては実績A非ニックスのTSL(100)に乗っていたので。ただ、牝馬のスタミナ補正とイナリワンの安定Cのおかげかなかなか4耐が出ない。出たとしても今度はSPが足らないで4固定目したところで想定してたものと真逆なksp78の2.25耐っていうのが出てきてあれ?と。

この場合締めにシンボリルドルフを使うとスピスタ両方TSLに乗る計算に。STに寄った繁殖からSPに寄ったのが出るのは計算外なのですが、ルドルフは距離適性以外はニッポーテイオーとよく似た種牡馬かつ底力A、父似でもSPに底+のおまけがついてくる上位互換なのでここは歓迎。いよいよ締めに。あとは1日1固定頑張ればそのうち指標馬を超えるのが出るかなとまったりやろうとしたのですが、ここでいつも参加しているランド杯の日程が発表され、1ヶ月生産大会が2つ同時に生産期間に入るという非常事態が発生。しかもその内容がかなり奇抜というか……。まあ、これに関してはまたそちらで纏めますが、その分ゆっくりできなくなってしまいました。

そして上記理由で生産ペースを上げたもののなかなか満足するものができない。特に苦労したのが先述した認識不足の部分。普通型って売却価格ツールでも可能性が4パターンとか出るやつもあるんですよね。しかもデビューが4/1OKなので2耐までしか調べられないのも多く、その条件で切っていっても仮育成しないといけないのが10頭とか残ったりしてキリがない。私は周知の通りダビスタはいつも2台で生産していてその分仮育成が早いとは言え流石に限度がある。これなら正直3歳送って入厩時期をチェックしたほうが楽ってことで、現在の繁殖をそのまま流用できる今回ルール対象の晩成種牡馬がいないか調べたところ、タマモクロスならSPが基準値2落ちるもののSPニトロはルドルフと同じ16のままで行けることが判明。2の差は大した差じゃないかなと思って12固定目からはタマモクロスに変更して生産再開。

しかしながら頑張って26固定まで生産数を伸ばしましたが……。そこから先は後半に書きます。

とりあえず一番マシだと思ったやつにミルキイリュナンという名前をつけてパスを送信。名前の由来は前回がドラゴンスレイヤー英雄伝説の主人公から取ったので今回も同じゲームの登場人物から。色んなゲームで使われている名前ですがあくまでもそこからということで。

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で、本番なのですが……。

何だこの印? ダビスタ長いことやってるけど松本だけがやたら厚い馬ってのはかなり珍しいなと。まあ、確かに気性は飛び抜けていい馬ではあるけど。

でもほんと松本印が目立つだけの馬でしたね。最初の1200mこそ内枠からうまく抜け出して3着に入ったものの、その後は直線で伸び切らないレースが続き6~9着をうろちょろ。9Rのマイル戦で再び3着になったけど全体的にはほとんど見せ場はありませんでした。

結果を言うと7位/12人となんとも微妙なものでした。0ptがない安定感だけは救いでしたが。まあ根本的にスピードが足りてないですよね。でも、もう少し併せキャノンで飛んでくることあるかと思ったのですが……。自分の馬だけ他馬と併せないってのが多かったような? 根性が足らないってことなのか、たまたまそういう動きが続いただけなのか。本当にダビスタは難しいです。

ちなみに優勝は前回大会に続いて主催のatomさん。たった2回で私がかつて主催していた大会の優勝回数を超えてて羨ましいなとか思ったり。

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しっかしまあ、引けませんでしたね。ランド杯のルールがアレで早く手を付けたくて仕方なかったので指標馬から印が取れる馬が出来たらもう終了して良いと思っていたのですが、結局最後まで弾けず締め切りギリギリまで生産する羽目に。

パラメータ的なことを言うとKSP84。スタミナは2耐で、もう少しあるかと思ったのですが細かく調べてみると2.0耐きっちりでした。それでも大会ルール想定の10レース走らせると一番スコアを稼いだのがこの子だったんですよね。実はサブパラに関しては間違いなくトップで、1歳大人しいコメが出たのに3歳根性出てたので気性は95以上確定かな? その分他馬より強かったんだと思います。

仮育成で逃げと先行を作ったのですが、スコアとしてはほぼ変わりませんでした。ただあくまでもうちの生産馬との比較であって、2.0耐で本戦逃げれるとは思わなかったのであえて先行直線勝負で。騎手は気性が高いのはわかってたので根性アップの田名勝にしようかと思ったのですが、あまりにもスタミナが少ないのが気になったのでちょっとでも消費を減らすよう、気性+20の松三木にしました。戦績はまた無意味に積んでます。晩成で7歳Xまで確認していたので本当はもっと積めたのですが流石に無駄な時間かなと思ってかつてやっていた自分の大会の回数と同じ50でとめておきました。

でもまあ結果はご覧のとおりです。何が悪かったのか色々考えてみたのですが、まず繁殖の計算間違いはないと思います。売却金額をわかりやすくするために繁殖自体をレースに出して本賞金を稼ごうとしたのですが、KSP78あるにも関わらずあまりにも気性が悪くレースで負けまくって結局2億も稼げなかったんですよね。でも何度計算しても確定で78だし、名前変えの最中に何度かあった不調でデビュー時期が遅れるやつでもない。実際初期SP32計算だったので坂路3本追ったらスピコメもちゃんとでたので。

なら基準値ツールが間違えているのかと言う話だけど、こちらも界隈で使ってるツールに寄って結果が違うという話になって自分で調べたとき、実績A安定Aのブライアンズタイムで10頭試したところほぼ想定通りのST平均だったのでそっちの間違えの可能性も薄そう。実際問題TSLっていうけど、実績A非ニックスのTSL100ってKSP65の3.75耐だから、スタミナはともかくスピードはそこから20以上跳ねさせないといけないわけで……。

となるとそれ以外の原因を探らないとなのだが、以下の3点かなあ?

1. 1ヶ月生産での実績A非ニックスの限界
2. アウトブリードで跳ねさせる能力が足らない
3. SPが微妙にTSLに乗ってない

1だけど単純な計算だが97の限界KSPは98なんで、実績AニックスのTSLである基準値105を使えばそれが引き出せるとして、そこから5低い実績A非ニックスならKSP93までなら引き出せるはず。私の使ってた締め配合は基準値98だったのでそこから2引いても91。実際そういう計算になっているかは不明だが、根本的にKSP90が出ないはないだろうと。ただ、1ヶ月の間に引けるかという話になるとほぼ限界値に近づいており、1ヶ月頑張っても出ないはあり得るのかなとか思ったり。まあ引いている人は引いているんだけど。

2は、最終的に使った配合は母似しかSPアップ効果を得られなかったのでその辺も影響はしていそうだ。実際スタミナもサブパラも足らなくて没になったがKSP87っていうのも2頭いるにはいたがそれは両方ルドルフ産駒のほう。ただこれに関しては3の基準値がTSLに2足らないっていうのも影響してるのかも。しかし、底力Aで父似だと底+がつくのに全然根性コメでなかったな……。

まあそう考えるとMAX87まで引っ張り出したのはそこまで悪い結果じゃなかったのかなあと思ったり。その高いKSPのがこぞって2耐だったのはバランサーというかなんというか。

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しかし今回も色々やらかしましたねえ。このブログを書くためにルールを見直して気づいたのですが、晩成を使いたいのならタマモクロスじゃなくてアンバーシャダイにすれば基準値もスピスタ両方TSLに乗せることが出来るかつ、安定Bで生産できたんですよね。

1戦しかないけどダート○だし。なんで見落としたのか不明だけど気づいたときは割とショックでした。覚えてないけどSPニトロが1下がるのでそれで避けたのかもしれませんが。
指摘を受けて気づいたのですが最初の繁殖もパリティビットより同じぐらいの能力のスローバラードのほうが父似SP拾えたので楽だったろうし、締めのSTニトロも2高いのでそっちのほうが良かったんですよね。配合の煮詰め方が甘いとしか言いようがありません。

あと今回もまた保存ミスやらかしてるし。本当はKSP83でマイル~中距離の印が良くサブパラも良いのがいてそれを代表にするつもりだったのですがメモカ引っ張り出してきたら何故か初代の繁殖が画面に出てきて愕然としました。私は人よりメモカを所持してますがどうしても最終的には足らなくなるので色々やりくりしないといけなくなるんですよね。間違えて違うのを上書きしたのか、そもそも保存をしてなかったのかはわかりませんが……。気をつけてやってるつもりなんですがほんとどこかが抜けてますな。

でも私なりに頑張ったとは思います。そもそも締めだけで26固定とかやるつもりもなく、ある程度満足できたら違うことをしようと思ってたいたぐらいのノリだったので。結果的にそうなってしまったともいいますが自分の知識、やり方でできる限りのことは出来たかな?

ただ世代配合はしばらくは良いかな? 難しく考えず単純なことを黙々とやるほうが自分には向いてそうです。

最後に、人に見せるために作ったものではないですが名前替えの残骸を努力の証明として残しておきます。