みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第4回atom杯に参加して

2023年4月6日(土)、atomさん主催の第4回atom杯が開かれました。

久しぶりのダビスタ大会ですね。いや、2時間などの短時間BCはマメに参加しててダビスタ大会自体は久しぶりでもなんでもなく、この大会当日の昼間にも参加してたぐらいなのですが、リセ有りのガチ生産はこのatom杯の第3回以来となります。

前回は初代配合ということで深く考えることもなかったのですが今回は未だよくわかってない世代配合。しかも縛りなしの過去生産馬ありということでどんだけ頑張っても1ヶ月弱で過去30年の間に生産された最強馬達に叶う術はないかなと。そんな中でどれぐらい力を入れるか、どこに目標を置くのかが難しい大会ではありました。

まあ、前々回の世代配合馬ミルキイリュナン(ksp84、2.0耐)より強い馬は出したいなと思い、それを最低目標とすることに。繁殖づくりからになるので早めに取り掛かることにしました。

───────────────────────────

まずは配合なのですが、有名な配合とかも詳しくないのでとにかく作りやすいと思うやつをDSBFT駆使して検索。ただ、このDSBFTも4代となるとメモリ不足でまともに動かないのが難儀。まず使わない種牡馬や繁殖をデータから削除すれば動かなくもないのですが検索結果に影響を及ぼしかねないので。

とりあえず普通型だと速度のチェックが面倒なので締めは晩成にしたいなと。となるとニトロが高いのはバンブーアトラスですよね。そこは確定かな。
締めニックスにできる種牡馬の中で、アウトブリードの場合母似でニジンスキーのSPSTアップが狙えるロイヤルアカデミーが面白いと思ったのでそれを採用。バンブーが長距離系なので短距離系のロイアカならバランス取れて良さそう。
手軽に繁殖づくりをしたかったので初代、2代の種牡馬も実績Aで揃える。ここまで絞ればDSBFTでも検索可能になるので後は検索結果から探すのが面倒な海外種牡馬が混じってる配合を除外。そうやって出てきたのが以下の配合でした。

この配合の特徴は3代目の生産時にニジンスキーインブリードが入ること。3代目作りで結構スピスタ能力はいるのはわかっていたのでここて確実にアップ効果が拾えるのは強みかな。ニトロ的にはMAX93だけど短期間でそこまで引けるとも思ってないしその辺はまあいいなかと。

こんな感じでささっと締めまで行っちゃおうと目論んでいたのですが、この時点で割と知識不足が色々露呈しているんですよね。

まず初代は2固定目でksp65or73、0.75耐というのを引きこの時点で基準値が最高級牝馬クラスになったため早々に2代目に。2代目も2固定でksp74で4耐位ありそうなのを引いたのでここもあっさりスキップ。ここまでは良かったのですが問題は3代目でした。

前々回の世代配合の時頑張ったけどスピードだけを見ても最高ksp86までしか引けなかったので、実績A非ニックスの限界基準値100だと厳しいのかなと思い今回はそれ以上の繁殖を作りたかったのですが、基準値ツールで調べてみるとこの配合でSP基準値105にしたい場合ksp80の4.0耐では100にしかならずそれだと前回と変わらない。計算上ksp84の5.0耐ならスピスタ両方105になるようですがそれってもうその時点で前々回の代表より強いんですよね。97はスピードが特に重要で、そこさえあればスタミナは3耐もあればある程度は戦えるみたいなので正直スタミナ側はTSLに乗ってなくてもいいと思っていたのですが、締めが長距離種牡馬の場合どうしてもST側に引っ張られるのでSPをTSLにしようとするととんでもない能力が要求される。

という訳で頑張って繁殖づくりしていたのですがどうにも終わらない。10固定ぐらいしたのにSP基準値100にも乗らず流石にこの辺では配合間違えたと思い始めました。せっかく能力チェック楽するために晩成締め選んでるのに、ここで普通型のチェックで仮育成何回もやってたりしたら意味ないなと。

そして配合見直ししてて一つ気づいたことが。色々調べてる最中に間違って基準値ツールの種牡馬距離適性下限をバンブー本来の2000mではなく1800mと入力した所、SP基準値の数字が跳ね上がりおやっ?と。200m違うだけでそこまで変わることに驚きました。これ締めバンブーにするにしても3代目の種牡馬を見直せばもう少し楽ができるのでは?

この頃Twitter(現X)で参加予定者と少し話したのですがどうやらカーリアンが使いやすいらしい。計算式を把握してないのでよくわからないのですが、基準値的には確かに若干スピに寄り易いようだ。締めで面白にならない、ニジンのSEが狙えないなど難点はあるけど安定Bのロイアカと違いこっちは安定Aなのでそっちの方が良いかなと思い切り替えてみた所、14固定目でksp78、4耐以上ありそうなのを引いたので流石にもういいかとなって締めに入ったのですがこの時点で3月28日。締め切りの4月4日まで1週間程度。流石に時間かけすぎましたね。

究極レベルのSPだと基準値あまり関係なくなるのでこのぐらいの期間のBCでは早めに締めに入ったほうがいいって声もあったのですが、どうにもその辺の加減がわからないので手探り状態に。どのぐらい確率に差が出るとか自分で計算出来たらいいのでしょうが、この辺はどうしても数十年触って経験してきた人と差が出ちゃいますね。

ようやく締めの話ですがまず最初の固定でksp85の3耐以上を引いたので早々に前々回のリュナン超えを果たしとりあえずの目標達成。ただサブパラ面が微妙だったのでそこからは教えて貰った2歳賢いコメを利用した気性判定法を活用し厳選することに。だがそれ以降はなかなか更新することが出来ずに管理シートの数だけが増える。ここまで生産して思ったのは晩成種牡馬締めあまり意味なかったなと。最終的に11固定までやったのですが晩成だったのはたった4固定。実際の確率的には馬体重の軽い馬でも2/3が晩成化するはずなのですが引きが悪いというか。この辺の話次の生産に活かさないとですね。

結局11固定までやったのですが最後になって更新のチャンスが。1頭はksp86で5耐確認の超スタミナ馬。もう1頭はksp89とSP大幅更新の4耐でこちらもかなりのスタミナ持ち。気性は70以上あるのを確認してるのでどちらを選ぶにしても代表更新間違いない。時間ギリギリになったけどある程度満足して終われるなと思いとりあえず仮育成してどっちにするか馬柱で確認。

あれ、スピスタの合計値で見る吉田印、最初の固定(シシシメコイク)に◎取られてないか? この馬はksp93の可能性もあったが、ネットに転がってるパスワードと比べてみて93はないのは確認したつもり。でもディスタンスはともかく短距離でも◎を取るのはなぜだろう。単純にSPを見間違えたか、それとも短距離でも立場逆転するぐらい極端にスタミナが高いのか。ただ印取るだけならともかく、実際走らせてみてもこの馬が上位に来ることが多い。

印はともかく実際に走らせて一番強いのならこれを選ぶしかない。時間を掛けたけど結局最初の固定の馬にミルキイアスエルという名前をつけて本育成しました。名前の元ネタはatom杯では何故か恒例になったドラゴンスレイヤー英雄伝説から、主人公セリオスの父親の名前なのですが設定上でしか出てこないので私自身調べるまで忘れていました。

───────────────────────────

という訳で本番なのですが……。いつもなら各レースの展開とか細かく書く所今回は端折らせていただきます。

終結果だけをいうと予選2レースで1ptだけ稼ぎなんとか本戦に出場したものの、最初のレースで10着に入ったあとは全く稼ぐことが出来ず最終的に1ptの15位という結果でした。まあ、こうなるのは最初から大体予想ついてたのでいいのですが、1レースぐらい掲示板に名前載せたかったですね。2頭目中心の裏レースではミルキイリュナンが1レース優勝してくれたのはよかったのですが。というか最終のロンシャンでも2着に来てますね。気性がバカ高いのはわかってたけど、こうやって見ると入れ込み率だけの問題だけじゃない大事なパラなのかなと思ったり。

レース見てて気になったのは他の参加者さんの戦法選択。先行が7割、逃げが3割ってところでしょうか。97の究極レベルのBCの戦法はよくわかってないので調べた所、スタミナが極端に高い場合逃げでも押し切ってしまうというから逃げが良いらしく、実際公開パス見てもスタミナ高い馬は逃げ指示にしてるのが多いので今回逃げで登録したのですがあまり有利に働いてなかったように見えました。後で聞いた所コースによって変わってくるようで、それによって使い分けた方が良いとのこと。99は逃げ一択でその辺ほとんど意識することがなかったので97はほんと勉強不足なのを実感しました。

───────────────────────────

今回の生産なのですが、正直自分の判定法だけでは納得できない部分があったので本番終了後にパスの中身を覗かせて貰いました。そこで色々自分のミスが判明して正直がっかり。

まずミルキイアスエルの能力ですがスピードは自己判定通りのksp85でした。生産時は時間がもったいないと思い4耐以上のチェックはしなかったのですがこちらは想定通り高く4.5耐。とはいえ、それなら11固定目のオの方がksp86、5耐以上なので短距離でも吉田印を取るはず。なのになぜ取れなかったかというとこれは「偽入厩OK」の見落とし晩成系の馬のSPをチェックする時、いつデビューOKと言われるかが判断基準の1つとなるのですが、馬の調子が悪いとOKの時期になっても言われないことがありそれで測定が狂ってしまうことがあるんですよね。こういう時は競馬場に行って乱数を変更するのですが、それで確認した所12/2OKではなく実際は10/2OK。つまりksp86ではなく下の78だったんですよね。そりゃ吉田取れるわけないなと。

では、もう1頭の11固定目のクにはどうなのかというと、こちらは偽入厩OKではありませんでした。ただし、データを覗いた所kspは89ではなく86。86だとスピコメ週は奇数月1週ですが、メモカを再確認してもやっぱりスピコメは偶数月2週に発生しいる。86はあり得ない……。

となると考えられるのは1つだけ。単純に仮育成が育ちきっていないということ。私は普段仮育成する時あまり時間がかからないよう、おまかせ調教で体重が減ったら放置して太らせてを繰り返して登録しています。ただ、これだと能力が高い馬の場合育ちきらないことがあるのはわかってたので成長の遅いのは3歳時に坂路をめいいっぱい入れていたんですよね。スピードの蓋分は調教で補ってくれるだろうと。ただ実際には足りてなかったということでこれに関しては本当に反省しかないです。特に超晩成の場合4歳6月まで50%のままらしいので、同じ1年坂路を入れるにしても5歳~6歳にしたほうが良いのかもしれません。まあ勉強ですね。

ちなみにこの11固定目のクですがスタミナは4.0耐でした。spは代表より1高いのですが、スタミナ0.5耐差分で短距離でも吉田を取られていたんですよね。ちゃんと育てていれば短距離では印が取れていたはずなのでそれならば気性が高いこちらを代表にしていたはずです。そうであれば流石にもう少しはポイント稼げたんじゃないかと。まあこういうのは失敗を経験していかないと覚えないことだし、次大会があった時に活かせればいいかな。

問題はこれだけ精細に纏めておきながら大体纏めた事自体忘れてその時には読んでないことが多いことですが。そう言えば第2回の時のブログ読んでないな。何かヒント残してるかもなのに読めよほんと……。

まあ、せっかくなんでいつものごとく頑張った証拠だけでも残しておきますかね。あくまでも自分用メモなんで見にくい物体ですが。

───────────────────────────

最後に小難しい話を一つ。先ほどパスの中身を覗いたと書きましたが、この1年の間にネットの攻略情報が色々更新されたようで、その中には解析された情報をまとめたサイトとかもありました。私も参考にさせてもらっているのですが理解できないものも多数あれど、中にはこうなってたのかみたいなものも多数あり新たな面白い部分も見えてきたなと。

それらのサイトの中にはパスチェッカーなるものも堂々と公開されていて、現状その気になれば登録した馬の情報を精細に見ることが可能となっています。まあ、以前からそういうツールが存在しているのは知っていたのですが。

自分としては大会終了後こういうツールを使ってみるのは特に問題なく、むしろこういうブログ書くために3耐超のスタチェックとか時間掛けてやる手間が省けて良いなって感じなのですが、生産中に中身直接覗くのはなんか違うなと思い今回は自重した次第。その結果先述の通りかなりの大ミスをしたわけですが自分なりの考えを通した結果なのでそれはやむ無しかなと。ただ、皆さんの話を聞いてると使ってる方もおられたようで意外とその辺抵抗ないんだなと言うのが正直な感想。

ただこうやって堂々と公開されていてみんなが使えるのなら公平な条件とも言えるので使っていくのも一つの手なのかとも思ったり。特に今回みたいな募集期間外生産の馬も出場可能な大会の場合、募集期間外に作られた過去生産馬に対抗する手段としては全然ありなんじゃないかと。

ただ先程大会終了後ならとは書きましたが、そもそも大会関係なしに最強馬を黙々と作ってらっしゃる人もいるわけで、ならそういう人たちはいつそのツールを使えばいいのか、使っちゃいけないのかって言う話になってきますよね。それもちょっと違う気はします。

今このゲームを新規で始めたいっていう人がいるのかわかりませんが、そういう人たちに煩わしいやり方を押し付けるのも老害って言われかねないなと。簡易的なチェックは従来のやり方のほうが圧倒的に早いのは変わっておらず、これまで使ってきたものを全否定するようなものでもないので上手く付き合えば良いんじゃないかなってのが自分の考えです。

大会を主催するのなら使っていいかどうか、ルールで名言しておくのは1つの手なのかも。禁止にしたところで守ってくれるかどうかは謎ですが、良いかどうかわからないままこそこそ使う必要もなくなるし、だめならきっぱり使わずやれるし。今後はそういう一文も必要なのかもしれませんね。

あくまでも私個人の考えなので。私は所詮ここ10年のダビスタプレイヤーでしかも世代配合勢ではないので、30年前からその辺に関わってきた人とは考え方が違うかもしれませんので悪しからずご了承ください。


レース結果を端折っているのに毎度のことながら長くなりましたがこの辺で締めますね。