みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

atomさんのダビスタ97BCに参加して

2022年7月16日、上記タイトルのダビスタ97BC大会に参加しました。

最初、誰かのTwitterから情報が流れてきたのですが、面識のない生主さん及び、得意ではない97のBCってことでとりあえずブックマークだけはしておいて、気が向いたらやってみようかなぐらいの考えでいたんですよね。ところがDMにatomさんから直々のお誘いが来てびっくり。聴けばもともと私のみるきぃ杯を見てたことがあったとのこと。ルールを見るとたしかに私の大会と似た部分が多いですよね。折角のお誘いですし、97であることを除けば私の得意なリセあり生産なのでちょっと頑張ってみようかなと。(*^^)

そのルールなのですが、書かれいた内容がもう無くなっていたのでこちらに書き記します。
・生産はほぼ1ヶ月ぐらい
・初代配合限定
・リセットあり
繁殖牝馬は25周年にちなんで繁殖No.に25が入ってる馬のみ使用可能(注)
種牡馬は自由(海外のリース種牡馬もOK)
・レースは指定された8戦の総合ptで争う

簡単に書くとこんな感じだったと思います。ほんとみるきぃ杯と似てますよね。対象バージョンこそ違いますが、私の作ったシステムを継承するような大会が開催されるのはちょっと嬉しかったり。(*´∇`*)
(注)の対象馬がわからなくなってしまったのですが、対象馬5頭のうちロイヤルシュープールだけが能力が飛び抜けており、全員がそれを使って来たのでほぼロイヤルシュープール限定大会だったと解釈していいと思います。

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ダビスタ97の話を少ししておきましょう。
正式なタイトルは「ダービースタリオン」で、機種はダビスタ99と同じ初代プレイステーションとなります。ただ、初代ファミコン版と全くの同名であるため混同を避けるため定義上、発売年である1997年の一部を取ってダビスタ97、もしくはPS版ということでダビスタPSと呼ばれます。この記事では97で統一させていただきます。

ゲームのシステム自体は後発のダビスタ99とよく似てます。ただ、BC生産に関しては結構な違いが。その大きな違いは「馬体重」と「名前変え」かな?

ベスト体重以外での馬体重の影響が全くない99と違い、97は426kg以下の馬の直線の抜け出しが非常に速いという特徴があります。その抜け出した馬同士で併せてそのままゴールと言うパターンが多いため、この軽い馬を探すのが第一条件となります。馬体重自体は種付けの時点で決まるので、それまでひたすら種付けをして重ければメモカをコピーして種付けを繰り返します。俗に言う「固定を探す」ってやつですね。

そして軽い馬を見つけたら次の「名前変え」が始まります。種付けの時点で馬体重だけでなく性別や成長型、気性、根性、健康などのサブパラも決まっているのですが、何故かスピードとスタミナだけは産まれた際につける名前の頭1文字で変化するという謎仕様があるのです。なので、1文字ずつ変更してはスピスタをチェックしてリセットっていうのを何十回と繰り返す作業が……。^^;
幸い97は99と違って産まれた産駒を即売却することが出来、その価格からある程度のスピード値を調べる方法が確立されているので基本売却価格の高い文字をメモするだけなのですが、だいぶ前に1回だけ97のリセあり生産した時は99から入った私にとっては非常に味気なくてつまらない作業だなという印象でした。ほとんどがロード時間になってコントローラを触ってる時間がほぼなくゲームをしてる感覚がなくなってしまうので……。

なんで今回はもう1枚97を買ってきて99でやってる時のように2台生産で挑むことに。いやー、捗りますねこれ。ヽ( ´ー`)ノ 起動後値段をチェックしてメモに書き込んでリセットするよりもロードの時間の方が遅いので、集中してやれば純粋に作業効率が2倍になるという。以前感じた味気なさは全くなくなりました。

それよりもしんどかったのは固定を探す方かなあ? 経験上牝馬はやっぱり弱いのが多いので牡馬で固定したいものの、97は完全に半々の99と違って初代配合の牡牝が4:6となっているので地味に牡馬が出にくい。出ない時は8連続ぐらい牝馬で本当に4:6かって疑いたくなるレベルで牡馬が出ないことも。そしてやっと牡馬が出たと思ったら初期体重500kgオーバーもザラ。T^T)

まあ、ダビスタのガチ生産ってどのバージョンでもこんな感じですけどねw

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配合の話に移ります。今回繁殖がロイヤルシュープール一択だと思ったので他のはもう見ていなかったのですが、そのロイヤルシュープールの配合見ているとあまりインブリードの旨味がないなと。というのは祖先馬のSPアップ効果を持っているのが少なく、かつそれらが2つ拾える配合がないんですよね。正直気性や健康面のマイナスの方が大きいかと。
ならアウトブリードですが、意外と有効そうな配合にニックスがつくのが多いなと。97のニックスはニトロの限界値を高めるだけしか効果のないと言われる99と違い、能力の底上げの効果もあるのでこれにサイアーエフェクト効果を重ねれば跳ねる馬もでるかなと。

そんな中選んだのはこちらの配合。

候補としては今回ダートが2戦あるということでモガミか、SPニトロが非常に高いデインヒルという選択肢もあると思いますが、父似でSPSTのアップが狙える配合を選びました。まあ99と違ってSPニトロ11でもKSPのMAX85まで出るし、そもそもそんなのが引けると思ってないので問題ないかと。実は同じSPSTアップでSPニトロが1高いシアトルダンサーのほうがもう一つ良いと思ったのですが、父母両方冠名?がロイヤルなのでネタ的に面白いなってのもありました。
(追記)あと距離適性が短くSTに寄ってるロイヤルシュープールの欠点を打ち消す意味もあります。

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さて生産なのですが、これやってる頃って異常に暑くてなかなかやる気の継続が難しかったですね。そんな中、なんとか8固定作ってSPの高いやつを仮育成してみたのですが、馬柱はこんな感じ。

ハチノフフ、イチゼロノザザ、イチイチノココの印が厚いですね。
(ハチノフフはメモカ8番の頭文字フって意味です)

 

大会と同じコース、スコアで計算してみたのですが、やっぱりこの3頭が上位を占めますな。なかでもイチゼロノザザが少し抜けているか。上の馬柱は函館1200mの印なのですが、ハチノフフは売却が他の名前より2段階上で明らかにSPが抜けてる感あって、同じ脚質で小川印取ってるのでメンバー最速だと思いますが残念ながら0耐。気性が良いのでこのスコアになっているけどいろんなレースがあるこの大会ではやっぱり安定してスコアを稼げそうなイチゼロノザザかな? 2耐までしか確認出来てないけど、他馬よりSPが劣るのに短距離で吉田◎取れてるので相当スタミナがあるんじゃないかと思いました。根性が高いのもいいですね。

という訳で代表はイチゼロノザザに決定。ですが、この馬見てもらってわかる通り松本印が薄く気性がいまいちなのは明らか。やんちゃコメが出てたのでその時点で74以下は確定、アウトブリードなんで極端に低いってことはなさそうですがあまり期待はできないなと。なら気性補正のある騎手を乗せたいところ。とはいえ99とは違い騎手のランクで結構差が出るとの話なのでCランクの中縦やDランクの熊田は使いたくない。となると、必然的に滝登になりますね。

そうなると戦績積むしかないですな。m(~ー~m)~

まあこの馬、比較的楽に多く戦績が積める条件が揃ってたのが良かったですね。丈夫コメ出てたし、普通遅なのでX月は6歳3月以降確定だからX月を調べることなく5歳中は何も考えずレースに出し続けれる。更にダートで印が厚くなるのはテストレースで気づいていたのでダート戦でも比較的楽に勝てるのは大きかったかと。時間は少々掛かったけどリスナーさんがみんな驚いてくれたので頑張った甲斐はあったかな? どうやったのか気にされてる方もいたのでまたその辺はダビスタ99の攻略ブログで纏めてもいいかなと思ったり。戦績の積み方は同じなので。

騎手が決まったら後は戦法ですが、これに関しては悩みました。97は先行が基本らしいのでそうするつもりだったのですが、上記画像の通り私が作った馬同士ではポイントは取れるものの、もっと速い馬が集まる大会でスピードが劣る私の馬が直線での争いに加われるのかと。(´`;)?
ダビスタ97は直線で抜け出だした馬同士で併せるので抜け出せなかったら勝負にならないと聞いていたので、終わってみたら名前を一度も呼ばれないような結果だったは寂しいかなと。それなら、豊富なスタミナと高い根性を利用して最初から逃げで前にいたら、ワンチャン直線で追いついてきた他の馬と併せて一着狙えるのでは?

なんで両方の脚質を登録して試してみました。で、試走してみたのですが結果は以下の通り。

ポイント計算が面倒だったのでこれは純粋に順位を書き込んでますが逃げのほうが1着3回、平均順位でも上回る結果となったので思い切って逃げバージョンで登録致しました。

名前は先述した通りロイヤル同士の配合なので、大昔に日本ファルコムから発売されたPCゲー、ドラゴンスレイヤー英雄伝説の主人公セリオス王子から拝借。この名前、だいぶ前から使いたいと思うものの、本育成した馬同士の代表争いに破れて日の目を見ないまま何回も消えた不遇の名前だったのでようやくの出番ですな。ヽ( ´ー`)ノ

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さて肝心要の本番ですが、自分としては思った以上に活躍してくれたと思います。

私がBCに参加するとだいたい能力印と言われる吉田が△の馬が多いのですが、今回もその例に漏れず。最初の2レースでは9着、5着と印なりの成績でした。

しかし、3Rの東京ダート1600mで印に変化が。しれっと吉田が▲にランクアップ。ダート適性があるのはわかっていましたが、長い直線で同じ逃げ登録だった主催さんの馬と併せて最後微妙にハナ差で制しまず1勝、6Rの中山芝2500mでも直線で先頭から4番手まで位置を下げたにも関わらずそこから根性で差し返して2着に入るなどポイントを稼ぎ、7Rの東京ダート2100mではまた主催さんの馬と併せ状態になり今度は1馬身引き離して完勝。最終戦始まる前にはトップとの差が14ptと厳しいながらも優勝の可能性を残していました。流石に最後は6着に沈んでしまい結果総合4位だったものの、5位以下を大きく引き離せたのは良かったなと思います。

パラメータは多分ですがKSP74の2耐以上。通常の方法では測れなかったのでやっていませんが馬柱とか見る限り3耐以上はあるんじゃないかな? 改めて見ると直線で一旦抜かれても根性なのか残ったスタミナなのか、そこから地味に足を伸ばして上位に入り込むというレースがいくつかありました。同じ逃げで強い馬がいて併せれた部分もあると思いますが、先行設定だったらここまで数字伸ばせてたかどうかというとそれはなかった気がするので逃げにして正解だったかな?

あと、全レースで1番人気確保出来たのも良かったです。能力が足らないと、戦績圧倒的に差があっても1番人気取られることが結構あるのでそれはちょっと恥ずかしいかなと。(*^o^*)

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終わってみての感想ですが、97はスピードのチェックが簡単なせいか、99と違いスピードに寄ってスタミナがない馬が結構いた気がします。でも、99のグランプリに近い色んな種類のレースがあるタイプの大会だと結局スタミナもそれなりにある馬が最終的にポイントを稼いでいたのではないでしょうか。試走してそっちのほうが良かったっていうのもあるのですが、元々の考え方がこの大会に向いていた部分が上位進出に繋がったのかもしれませんね。

97は2時間とかの生産が多く私はちょっと苦手にしているので、atomさんもですがこういう長期間生産の大会を開いてくれる人が増えてくれると嬉しいかな? あまり増え過ぎると大変ですがね

最後に。優勝した主催さんの馬のパラ聴きましたけど、完全に化け物だと思います。(;´∀`)
よく2勝もできたなほんと……。