みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

まじんさんの“春だ!一番!ファミコン祭り2017”に参加して

2017年5月21日。まじんさん主催の“春だ!一番!ファミコン祭り2017”に参加させて頂きました。
http://ch.nicovideo.jp/majin-himajin/blomaga/ar1150027 (2021/06/19追記:ブロマガサービス終了のためリンクが切れる予定です)

今回も気の赴くままに。自分のやりたいスタイルでやらせてもらったのですが、軽く触ってみたところ思ったよりもやる気スイッチが入った部門がありました。さてどうなったでしょうか?
いつものスタイルどおり、各部門について書いていこうと思います。

★第1部門.『ボンバーマン』5分間スコアアタック
まじんさんも中々面白いことを考えたものですね。通常の5分間だと爆弾を一つ一つ設置しては壁を破壊するだけの地味な絵面になる上、スコアもそう大差が出ないということで、『49面からリモコン、壁抜け、炎5、スケートを持った状態でスタートできるパスワードを使用する』というルールをぶつけてきました。本人も「ただ単にファミコンでは中々見ない桁のスコアを見たい」と言ってる通り、耐火パネルを取って扉を焼きましょうとう狙いは明白だったので、49面か50面か、どっちの面で稼ぐのが効率いいのかだけの話だったと思います。

後はアイテムと扉がどこにあるかを覚えられるか、それとも運に頼るかだったのですが、ぱっと調べた限りパターン数がかなり多く、何回もパスワード入れては確認するのはもう私には無理となって、早々と50面で稼ぐと決めて後は本番の運次第ってことにさせてもらいました。

正直そこまでの高得点は期待してなかったのですが、本番ではかなりのラッキーパターンを引いたようで、86,120,000点で10人中3位と中々の好成績を収めることが出来ました。基本だけでも押さえておいてよかったですね。

しかし、これだけの高得点勝負の中、2位のまじんさんとたった27,000点差というのが笑えます。(^^;;) まあ、これははっきり言うと細かい動きの差を追求しなかった結果ともいえますので当然の話なのかもしれませんね。

ところで優勝した暇人さんですが、開始時のアイテムパターンをパスワード入力時の音の高さで見極めていたそうです。毎回音も違うのは気づいてたのですが、それとパターンとの関連性には気づかなかったのでこれには素直に脱帽ですね。当初運ゲーと言われていた中、この優勝は当然の結果だと思います。


★第2部門.『魔界村』STAGE1クリア タイム&スコアアタック
さて、冒頭に話していたやる気スイッチの入った部門ですね。私のことをご存知の方は元々私が魔界村好きだってことは知っていると思いますが、当初はボンバーマン同様、ちょっとだけ練習して見ようかな程度の考えで始めていました。ところが練習を始める前に軽くサイトで調べてみたところ、最初にナイフを出すという記事を見つけて、「あれ? それなら最初に高得点のキングを出すことも出来るんじゃ?」と思い色々試しているうちにすっかりやる気に。そして、どのタイミングでリセットすればキングを呼び出せるのかも見つけてしまいました。

問題はここから。こういうのは電源パターンに属するのですが、直接ネタばらしするわけにも行かないのでさり気なく「電源パターンOKですか?」と確認をとっておきました。まあ、これに関しては以前の大会でまじんさん自身がやっていたのでだめと言われる可能性はほぼなかったのですが念のため。

そして、それだけに頼らないプレイスキルを磨かないととなりました。正直ニコ生ファミコン大会の参加者さんはこの辺きっちり調べてくるので、その先の勝負になるだろうなと。事実ガシャンさんは練習放送で気づきかけていたのでほぼ100%仕込んでくるなと感じていました。

あと、この方法は仕込みに時間が掛かる分、競技時間が減ってしまうという諸刃の剣な部分もありましたね。実際にプレイできる回数は3~4回でしょうか。なんで、ランダム要素の多い魔界村では意外と危険な選択だったと思います。

ここからの選択が参加者で分かれたのが面白かったですね。試行回数が少ない中でいかに纏めつつ高得点を取るか考えた私と、死に稼ぎやマジシャン稼ぎなど不安定ながらも更に高いスコアを狙ったガシャンさん。呼び出しを知りつつもプレイ回数減少が危険と判断し、野良キングに賭けた参加者さんもいたようで、「得点÷時間」というシンプルな計算式の中、いろんな駆け引きが生まれたのは本当に面白かったです。

ちなみに結果は 38,100点÷104秒=366pt で15人参加の中優勝することができました。好きなゲームで優勝できて嬉しい限りです。でもほんと、ガシャンさんとの差は数秒、敵数体の差なので色々突き詰めて正解だったな~と。一応、練習時のハイスコアは368ptだったのである程度満足するスコアが出たら3死パターンをやるつもりだったのですが、2回目に359ptが出たときに無理せず磨いたパターンで攻めて正解でした。


★第3部門.『ソロモンの鍵』8分間スコアアタック
この部門は特に変わったルールもなく、純粋に8分間の勝負でした。このゲーム自体は過去にも大会でやっているのですが、苦手なパズルゲーで隠し要素の多いこの部門はどうにもテンションが上がらず、結局電源をいれることもなくぶっつけ本番という形でやらせてもらうことになりました。

まあ、私のプレイ自体は大して書く部分もないので、結果だけさっさと書くと219,630点で13人中10位でした。まあ、研究も練習もなしだとこんなものでしょう。

この部門は結構ドロップ運に頼る部分があったみたいですね。恐らく上位4名まではそこの差があったんじゃないでしょうか? 特に5面のガーゴイルのドロップが大きかったようで、私も6面で死に稼ぎするぐらいなら、5面でやっておけばもう少し得点上がったかもですな。(^^;;)


★第4部門.『ドラゴンクエストIII』25分間レベル&ゴールドアタック
過去のRPG部門はどこに到達したタイムが速かったかを競う部門ばっかりだったのですが、今回は趣向が変わって、所持ゴールドにレベルを掛けるという特殊ルールでした。

単純にゴールドだけというのは私も考えた事があったのですが、ここにレベルを加えてくるのはさすがまじんさんといったところでしょうか? 人によってやり方が結構変わったのと、ステータス状態で大きく減点される可能性も秘めていたのが面白かったですな。

個人的には今回本当に悩みました。RPG部門は私は基本ぶっつけで事前情報も見ず、通常プレイしてまったり楽しむことにしていたのですが、過去にすでにドラゴンクエスト3が採用されており、その時の内容を結構覚えていたので事前情報無しってわけに行かなったのが悩んだ理由です。かと言って、ガチでポイント狙えるほどの知識も気力もない中途半端……。

なんで、最低限のところだけ押さえてあとはまったりやろうかなと。攻略サイト見てやりたいことだけ考えて、ちょっとプレイして軽く操作の感覚だけ思い出すだけしておいて本番に望ませてもらいました。

ちなみに私のやり方は、戦士2と僧侶を連れてアリアハン近郊でレベルを上げ、強くなったらレーベ東の山岳地帯で強めの敵と戦うというものでした。そこでナジミの塔上層の敵が出るのは知っていたので、ちょっとゴールドの高い敵が出てくれたらよかったのですが、本音を言うともう少し稼ぎたかったですね。でも、アイテム売る時間の計算とかしっかり出来ていたので、思った以上にゴールドが溜まっていました。

終結果はゴールドが456Gで、レベルが4,4,3,3だったので65,664ptでした。17人中11位だったのでまあ、ちょっとかじった程度としては悪くなかったと思います。でも、いい意味でも悪い意味でも注目されるわけでもなかったので、そういう意味では物足りなかったかもしれませんね。

★第5部門.ファミコン個人メドレー
さて、最後の部門です。マッピーの5面クリア→ゲゲゲの鬼太郎の1面クリア→がんばれゴエモンの2面クリア→スーパーマリオクリアまでやって一番最初にクリアした人が優勝というものでした。

この部門こそ本当にぶっつけでまったり楽しみたいなと思いました。遅くなったらなったでミラーにも映るし、それはそれで有りかなと。(*'-'*) リレー競技は完走も出来なそうなのが多かったので避ける傾向にあったのですが、この4部門は子供の頃に少しはかじったことあるものばっかりだったのでまあ、その心配はないかなと。

ただ、ゴエモンだけは不安でした。ただのアクションなら良かったのですが、このゲームは探索型ですからね。普通にルートを探しながら2面は結構時間かかりそうかなと。そして案の定そこでつまづきました。マッピーで5面ゲームオーバーになったのも痛かったのですが、その次の鬼太郎はいきなり水晶引くなど全体でも3位の速度(暇人さん調べ)だったので余計にそこの遅さが目立った感が……。てか、子供の頃やった頃あるって言っても、通行手形3つ必要なのを覚えてないレベルで忘れてましたからね。(^_^;)

でもなんとかパスして、最後のマリオは無難に1死だけでクリアし、結果38:06(参考タイム)で8人中7位でなんとか完走できました。まあ、楽しむことが目的だったのですが、リタイアは寂しいのでクリアできて良かったです。

しかし、優勝した暇人さんはほんと戻ってこれて良かったですな。当日用事で出られないので数日前に寂しくエア本番をしていたのですが、急遽参戦で結果優勝とか格好良すぎますわ。ヾ(⌒∇⌒彡
出れない人同士でやった番外編とはいえ、そこに本気で臨んでいたがゆえの結果。お見事でした。

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個人的には満足の行く大会でしたね。魔界村は昨年末のスターフォース同様、思い入れのあるゲームだったのでこの部門で優勝できたのは本当に良かったです。ファミコン大会でもう上下動の激しい人というキャラ付けになってるみたいなので、上を見せれて一安心かな?

魔界村の「得点÷時間」という計算式は、シンプルながら他のゲームにも流用できそうで面白いネタでした。ファミコン大会のまた新しい可能性が見えたかもしれませんね。

また、テンションが上がりそうな部門が出来たら良いな~。