みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

「2016 年末ファミコン5番勝負」に参加して

2016年12月18日。まっこさん主催の「2016 年末ファミコン5番勝負」に参加してきました。
この形の大会は結構もう恒例になってきましたね。このところは練習するのも大変なのでぶっつけ本番で挑んでいたのですが、このところ成績があれすぎてゲーム下手な人と認識されてるのもあれなのと、どうしてもこの部門は本気でやりたいというのがあったので色々練習をしていました。と言っても、ちゃんとやったのはスターフォースだけの気もしますがね。

大会ルールはこちら
http://ch.nicovideo.jp/retro-macco/blomaga/ar1128429 (2021/06/19追記:ブロマガサービス終了のためリンクが切れる予定です)

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■第1部門■ (13:05~13:25)  制限時間 20分
スターフォース 5分間 スコアアタック
今までありそうでなかったスターフォース部門。バーチャルコンソールがないためになかなか採用されなかったゲームなんですが、そのわりには14名が参加という意外な結果に。それだけ色んな人が名作として所持していたってことなんでしょうかね。
この部門はちょっと今までの大会部門としては異色になるかもしれません。と言うのは1985年の発売当時に行われた第1回全国キャラバンの内容と全く同じなんです。過去色々主催が知恵を絞り、既存とは違う遊び方というのを楽しんできたのですが、これに関してはすでに既存のルールという事になります。なのでネットにはすごいプレイの動画がちらほら。それらにどれだけ近づけるかというのが勝負になりましたね。しかも、連射機のなかった当時に近づけるためか、連射機使用はスコア0.8倍というルールでした。

私にとってはいきなりの大本命です。この部門に関しては手を抜く訳にはいきませんでした。
色々書きたいのですが、いきなりここで長文を書いてしまうと見てる方が引いちゃうと思うので敢えて後にまとめることにして、結果だけ書くと316700点で私が優勝しました。正直練習時はどうなることかと思いましたが、目標としたプレイをやり通した上の優勝に大方満足しています。もう少し稼ぎたかったけどね~。

■第2部門■ (13:40~14:00)  制限時間 20分
F1レース レベル3 スコアアタック 
さて、私が苦手な部門その1です。昔から擬似3Dの世界にはどうも慣れず、特にレースゲームはアウトランで293kmで1面の中央分離帯に直撃して以来、完全にスルーしていました。
なんで練習も乗り気じゃなかったんですよね。最初の練習枠を見た人は知っていると思いますが、1面すらクリアできませんでした。でも2回目の練習枠の際、何かを掴んだらしく2面の2周目まで急に行けるようになって、それで満足しちゃった感はありましたね。大会順位的には19人中の14位(15950点)だったのですが、私にしては上出来です。
スターフォースの練習の流れでそのままジョイスティックでやったのが良かったですね。ファミコン十字キーだと結構上誤爆でローに入るのですが、ジョイスティックだとまずそれがないのが強みでしたな。
しかし、この部門が最多参加者になったのは意外でした。やっぱりルールも内容も単純なのがいいんでしょうかねえ? 2位から7位までたった80点の差で収まってるのも面白かったです。2フレームで10点入るゲームらしいんですけどねえ。

■第3部門■ (14:15~14:40)  制限時間 25分
ドクターマリオ レベルスピード自由 スコアアタック
苦手部門その2。このゲームは以前にもタイムアタックがありプレイしたのですが、その時はなんとか記録を残せる程度の堂々の最下位でした。今回練習してみたのですが、練習してもどうにもならないですね~。放送でも言ったのですが、落ち物に必要な技能が生まれつき欠けているとしか思えないような内容でした。なんか途中で真っ白になるんですよね頭が……。F1レースはちょっと進むようになって楽しいって思えるようになったのですが、このゲームに関してはまったくやってて面白いと思えず。好きな人には申し訳ないのですが、多分一生落ち物が楽しいと思えることはないと思います。(´Д`ι)
ちなみに結果は17人中15位(10500点)。レベル10のハイで、偶然連鎖してくれたらラッキー狙いしかできませんでした。初見でやったであろうという人よりはスコア上って感じですが、落ち物逆三連覇の方がネタ的には面白かったかもしれませんね。
しかし上位のスコアは……。バグ連鎖でちょっと物議をかもしだしたのですが、バグを起こした結果本来入るスコアより多い数字が入るわけでなく、計算上14匹同時消しのスコアが正しく入ってるらしいので問題ないと思っています。
むしろTAS技をあの速度で人力再現できる方がすごいかと……。さすがリアルドクター。(´ー`A;)

■第4部門■ (14:55~15:30)  制限時間 35分
チャレンジャー 10分間 スコアアタック
本来この部門も自称アクションゲーマーとしては気合を入れていい内容なのかもしれません。だが、イマイチ乗り気にならなかったんですよね。
もちろん、スターフォースへの比重が大きかったってのはあります。ただ、それがなくてもそこまでやりこんだかどうか疑問です。
理由をちょっと考えてみたのですが、どうもマップの広さによる選択肢の多さがやる気を削いでるのかなと思ったり。過去の部門を見ても一本道のアクションはそんなに結果悪くないんですよね。ただ、ルートが多岐にわたると選択肢の量が増えて研究時間が多くなると感じ面倒に思っちゃうのかもしれません。
その傾向は私だけじゃないようで、バーチャルコンソールがあるにも関わらず全部門中最低の参加者12人にとどまりました。この辺今後の部門づくりの参考になるかもですな。
さて結果の方ですが、1036000点で12人中5位となかなかの健闘を見せました。このゲーム当時もちょっとやったことがあり、シーン2の最初で稼ぐってのはなんとなしに当時もやった記憶があるんですよね。なぜにスコア稼ぎをしていたのかは覚えていないのですが、その経験があったおかげか思った以上に剣を外さないテクニックが身についていたようです。素地があっただけにもう少し練習していれば優勝も狙えたかもしれませんが、上位の4つ目の洞窟付近で稼ぐやり方は研究の賜物でしょうな。あそこまでやる気がなかった時点で負けってことで。(´ー`A;)
やっぱりちゃんと研究、練習をした人が勝たないとね。

■第5部門■ (15:45~17:15)  制限時間 1時間30分
ドラゴンクエストⅣ 第一章クリア タイムアタック
さて、お遊びタイムです。私はアクション要素のない部門で運だけを競うのは好みじゃないので、RPG部門に関しては純粋に初見で楽しむことだけを考えています。
といっても、今まで参加したRPG部門のタイトルは全て当時やったことあるんですけどね。これがまた見事なぐらいに記憶から削除されてて、今回もその例に漏れずでした。(^-^;
今までなんだかんだ言ってリスナーさんの支援もありタイムだけは残していたのですが、前回のまじんさんの大会でついに記録なしという寂しい結果に終わったので、今回はコース自体の長さも考慮し最初からリスナーさんに支援をお願いしていました。
その結果、1時間24分45秒というタイムでしっかり完走。制限時間1時間30分を満喫させてもらいました。私の進行具合に合わせて必要以上に指示せず、間に合うようにだけうまく誘導してくれた某リスナー様にはほんと感謝です。♪(o ̄∇ ̄)/

しかし優勝はとんでもないタイムが出ましたね。某所ではRTA勢でも16分はでないという話も出ていたのですが、14分台で優勝したはやてさんは前回のFF1でも圧倒していたのでほんと見事です。こうやってちゃんと結果を出してるのを見ると、RPG部門を運ゲーと片付けるのもどうかなと思い始めました。初期の頃の短い部門はほんとそんな感じでしたが、ここまで長いと結構実力差がで始めてる感じはありますね。
ただ、先のチャレンジャー部門で述べた通り、マップの広さはすなわち研究の長さにつながるので、練習する気が次起きるかどうかはその時の気分次第ってことで。
普通にプレイを楽しむっていうスタイルも案外気に入ってますからね。
☆^(o≧▽゚)oニパッ

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まあ、全体的には練習した部門はちゃんと結果が出て、個人的にはいい大会に収まりました。特に最初のスターフォースで好記録が出ていたので、後はものすごく気分良くプレイできていたと思います。やっぱり練習した限りは記録がついてこないと寂しいですよね。今年は年始で大コケしたので、最後に上手くまとめられてホッとほと安心でした。

大会結果はこちら
http://ch.nicovideo.jp/retro-macco/blomaga/ar1158106 (2021/06/19追記:ブロマガサービス終了のためリンクが切れる予定です)

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さて、第一部門の続きです。

スターフォース5分間スコアアタック。特別ルールとして連射機使用は得点0.8倍』。このルールはもはや私のために用意されたとしか思えないものでした。

ファミコン大会勢にはSTGは上手いけど思ったほど連射ができる人がいないんですよね。以前迷宮組曲大会でおまけの連射測定部門があったのですが、それの上位者で今回参加は一番私が速かったです。
なおかつ、ここで『使える連射』となると話が変わってきます。瞬間的に速い人は結構いると思うのですが、STGをプレイしながら、なおかつ長時間となると本当に一部の人だけの特技となってしまうんですよね。
なんで、0.8倍覚悟で連射機勢1位を目指す人もいました。あと手連打は貴重なレトロ機器を痛めかねないので、それで諦める人が出てくるのも仕方ない部分はありますね。
まあ、色々書きましたがこの点で長時間高速の連射ができる私は圧倒的有利でした。子供の頃ゲーセンでアホみたいにガタガタうるさい連射してたのがこんな所で役に立つとは……。

その上、元々スターフォースが得意だというさらなるアドバンテージが。
なんせこのソフト。私がファミコン本体を買った時一緒に買ったソフトなのですから、当時のやりこみ量が今まで参加した大会の中で間違いなく一位。ドラクエ部門で述べた通り昔のゲームは初見レベルまで忘れてることも多々あるのですが、このゲームに関しては隠しパネルの場所まで覚えてるという。

これだけ有利な条件があって、本気で優勝狙いに行かない理由はありませんね。
とは言え、練習時は結構苦戦していました。ちなみにはっきりとした世界記録はわからないのですがどうも34万点台。それは無理だとしてもキャラバンの記録314900は狙っていきたいところだったのですが、31万点台がなかなか安定しない。
まず、キャラバン後に発見されたという死に稼ぎパターンは手連射では無理と判断。2回目ラリオス撃破と3面クリアでの31万↑を狙ったのですが、出現パターンは順番とは言え一部の敵の出現位置がバラバラなのでランダム要素が多いんですよね。
あと、3面クリアの時間が結構ギリギリ。このゲーム空中物1、地上物2と計算して250を越えたらボスに突入するのですが、倒した数が多すぎるとラリオス出現前にボスに入って5万落ち、遅すぎるとタイムアップで2万落ちとひどい点数に。両方取ろうとすると早回しと数の調整というかなりのテクニックが必要なんですよね。
しかも大会時間が20分しかないので、リセットなしでの通しプレイは3回しかできないってのがプレッシャーでした。なんせ同じ連射有利な2月のファンタジーゾーン部門で轟沈した覚えがあるので本番まですごく不安でしたね。

でも、本番では1回目であっさり31万越えてすごく楽になりました。その後連続成功でキャラバン記録も越えれてほんと嬉しかったですね。多分、もうこれほどやりたいと思う部門は出てこないと思います。本番はもちろん、練習から応援してくれた皆様ありがとうございました。

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しかし、私はなんでこんなに連射できるようになったんでしょうかね?
手連射って、ゲームが生まれてから連射機が出回るまでの僅かの年数しか必要がなく、90年代に入ったらほとんど押しっぱなしでいいゲームばっかりになったので、できる人が意外と限られているんだなというのを実感しました。その年代に当てはまっても本気連射の必要なSTGってそんなに数ないし。
最近、過去にプレイしたゲームというのをまとめようとしてるのですが、それを見てる限り87年の辺り、多分ドラスピなんじゃないかな? ゲーム自体はクリアもできなかったけど、その時の努力が30年経って再利用されるとはいやはやなんとも。(; ̄ー ̄A