みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

まっこさん主催の「2019 年末レトロゲーム7番勝負」に参加して

まっこさん主催のまっこさん主催の「2019 年末レトロゲーム7番勝負」にまた参加してみました。
https://ch.nicovideo.jp/retro-macco/blomaga/ar1821877 (2021/06/19追記:ブロマガサービス終了のためリンクが切れる予定です)

今回は部門が増えてなんと7部門。6時間のニコ生放送時間完走という形でした。部門もファミコン限定ではなく、スーパーファミコンも混ざる(というかスーファミのほうが多い)ものとなりましたが、以前どこかの大会でやったタイトルが多く、個人的にはちょっと頭の痛い内容でしたね。

というのはこのところ初見or超久しぶりのゲームにぶっつけで参加して楽しむだけ楽しむという形が多かったのですが、以前やったタイトルで同じように適当に遊ぶってのはなるべく避けたいというのがありまして……。せっかく見てくれる人がいるのに、やってることが前と同じなのはなんだかなあって。(〃゚д゚;A

なんで今回は出る部門を絞ろうかなとも思ったんですが、持ってる限りはなるべく出るというのも私の一つのスタイル。それ以上は考えるのは面倒になったのでとりあえず申請して、そこからどうするか考えることにしました。

幸いみるきぃ杯がなくなった関係上2週間ほど練習時間は取れたのですが、部門が7つと多いので流石に全部の研究及び練習は無理。なんである程度部門を絞ることにしました。とりあえず久しぶりのプレイでもなんとかなるゲームは置いといて、致命的にわかってないゲームを人に見せれるレベルに持っていき大会を楽しむための練習に徹することにいたしました。技術的に下手で進まないのはともかく、進め方がわからないってのはただ単に楽しむことすら難しいですからね。

しかし、練習する部門はもともと得意ジャンルじゃないってのもあってモチベを上げるのに難儀しましたね。というか努力というのが苦手なダメ人間なんで。(○´д`A)

───────────────────────────

■第1部門■ (13:05~13:30)  制限時間25分
ソンソン 7分間スコアアタック

このゲームをアクションとするかシューティングとするかは難しいのですが、個人的に強制スクロールのシューティングゲームと認識しています。

4年前にあった別の人の大会ですでに部門採用されていて、実はその時は私が優勝しているので私が本気で挑んでくると思った人も少なからずいたようですが、個人的には抜きどころという認識でした。

このゲームの主な得点源ですが、
・敵編隊の全滅に寄るボーナス
・画面上の小さな得点アイテムを獲得して出てくる大きい得点アイテム
・マップ上に隠されたソル……ではなくタケノコの獲得
・砦のあとのボス
・スカルの大量破壊
・Powで敵を得点アイテムに変える
こんなものかな?

箇条書きにしただけでもこれだけあるんですよね。これだけ書いたら私が避けた理由も多少なり理解してくれるかもしれません。要するに、本気で上位目指そうとするとかなり大変なんです。 (o_ _)o ~~~ †

タケノコの場所を全部覚えるのもそうだし、大きい得点アイテムはそれまでに取った小さな得点アイテムのスコアに関係してるので、どれを取る取らないのチャート組みもかなりの労力が必要ですね。あと、このゲーム処理落ちがひどいので処理落ちさせない動きというのも必要だと思います。部門としては本当に研究の差が出る面白いものだと思うのですが、それを楽しむにはちょっと時間が足らなかったかな?(;^ω^)

ちなみにスコアは202650点で7人中5位という結果でした。実はなんだかんだ言いつつ過去の栄光だけで上位行けるんじゃと思ってたんですが……。まあ上のメンツみたら仕方ないかな? この人らに練習なしで勝つこと自体おこがましいわ。(;´Д`)


■第2部門■ (13:40~14:00)  制限時間20分
ジッピーレース スコアアタック 

今回の7部門の中で過去の大会で一切採用されていないタイトルの一つがこのジッピーレース。ここはいつもの練習一切なしのスタイルで行かせてもらいましょう。

とりあえず他の参加者さんの練習やTSで、同じ車を抜いたり抜かせたりすることで得点が上がることと、AB同時押し技、ゴール手前の逆走?地点の右端が安全地帯ということだけは頭に入っていたのでフル活用。2回目のプレイで記録した44000点というスコアで8人中5位という結果に終わりました。4回目時間があったら更新できそうな感はありましたが……まあ仕方ないですな。(^▽^●)

この部門、バーチャルコンソールにもないにもかかわらず全部門最多タイの8人、練習あまりしてないまったり勢が多いのも特徴でしたね。
しかし、車ばっかりのレースに単身バイクとか変わったレースだよなこのゲーム。(^_?)


■第3部門■ (14:10~14:30)  制限時間20分
ロードランナー 7ステージ タイムアタック

これも以前ありましたよね。その時は自由選択した5面の合計スコアを競うものでしたが、今回は自由選択した7面の合計タイムを競うもの。RTA的な動きが要求されますが、この部門の最大の特徴は速度調整が可能というもの。
このゲーム、各面スタートの際にセレクトボタンを押せば面セレクトが可能になるのですが、その最中にセレクトを押しながらAボタンを押すと音がなり、押せば押すほど速くなります。押しすぎると速すぎて制御不可能になりますが、その分早く面をクリアする事が可能になるのでタイムアタック的にはすごく有利になります。どこまで制御できるかが鍵となりますね。

あと、選択する面も悩みどころ。最初、今回都合参加しないお方にTAS的にクリアの早い面というのを聞いていたのですが、自分で実際に確かめてみたところテクニカルなものが多く、またロボットの金塊持ち運びやリスポーンの場所で結構不安定になる面が多かったので結局自分で再研究。速度よりも安定して走れる面を見つけ出し後は設定速度でカバーという形で結局選んだのが「24、25、31、35、39、8、16」という構成でした。
これ、なんで8、16、24じゃないのかって話なのですが、この中で一番不安定だったのが24面だったんですよね。なんで先にその面から初めたのですが……。

ちなみに速度は25でやってました。30はちょっと自分では制御不能かなと思って避けたんですがね。(;・∀・)

実は今回の全部門の中で一番練習していたのがこのゲームでした。私自身パズルは苦手なのですが、クリア方法がわかったアクションパズルはただのアクションと割り切っちゃうと意外と面白くなってきて。(;^ω^A

なんですが、結果は5:17で7人中3位という結果でした。個別の面練習ばっかりして通しの練習とかはしてなかったので本番のお楽しみだったのですが、もう少し優勝タイムと肉薄できるかなと思ってたのでちょっと残念です。優勝者のTSもみてみたのですが、速度が足りないってのもあるけど面選択に時間かけすぎた部分も大きかったかなと。見てみるとランダム性の多い1桁の面を多く選択していたのは意外でした。

まあ、一応上位グループだからただ大会を楽しみたいという今回のコンセプトを考えると悪くない結果かな?


■第4部門■ (14:40~15:25)  制限時間45分
スーパーマリオワールド 20分間スコアアタック

ここからはスーファミのタイトルとなります。
マリオワールドも以前大会のお題となった事があるのですが、実はその時ほぼ初見プレイという状態でした。このゲーム発売当時は私はメガドライバーでして、スーファミ自体は中期以降に購入したのでニコ生見始めるまでマリワのゲーム画面すらろくに見たことなかったんですよね。

前回部門に選ばれてた時はまったりプレイだったのですが、また同じまったりプレイという訳にも行かないのでこれも練習することに。以前マリオ3でも同じようなシステムで競ったことがあるのですが、そのときに大事だったのが無限増殖だったのでまず無限増殖を調べることに。この辺は動画を検索すればすぐ出てはくるのですが、問題はそこにたどり着くための方法。面構成がほんとさっぱりなので、どう行けば最短でそこに行けるのか、何分掛かるのかが全然わからないんですよね。

流石にこれを今から他の部門と並行して調べるのは無理なので、ここは先人の力を借りることに。とある方に相談に乗って貰いました。そのお方はここが一番だろうという場所を教えてくれるだけでなく実際に見本も見せてくれたのですが、その通りになぞってみるもヨレヨレで、正直たどり着くのに20分位掛かりそうで稼げるまで煮詰めるには相当な練習が必要そう。もう少し楽に稼げる場所ってないのかなと思って何気なく頭からやっていたときにふとそれに気づいてしまいました。

そっから先は大会を見てもらった方は知ってると思いますが、ゲーム開始右のステージで亀を掴んで並んでる亀に投げてスコアと残機を稼ぎ、すぐスタート→セレクトでステージを抜けるを20分間ただ繰り返すという戦法で2453500点で優勝(8人)いたしました。

正直、このゲームに関して何の知識も技術も持ってない自分がルールの穴をつくような形で上位に行くのはどうなのかなと思ってたのですが、じっくり考えた結果「知っててやらないのはそれはそれで問題がある」と判断しやらせていただきました。同じ手を使ってきた人がもう一人いたのですが、5万点近い差がついたのは同じことやってくる人がいると思って細かい時間の削りをしたのとそうじゃなかったかの差だったかと。正直2回もやる必要あるのかと思ってたのですが、1回目のスコアだと負けてたのはちょっと面白い話でしたね。
まあ、一人だけじゃなくてよかった。(○´д`A)


■第5部門■ (15:35~16:25)  制限時間50分
ゼルダの伝説 神々のトライフォース 500ルピー+東の神殿タイムアタック

一応大会では初のタイトルとなる神トラなのですが、なんか初めてな気がしませんね。ディスクシステムの初代ゼルダをやったことあるからだと思いますが。
その時はRTA動画を見ながらそれをなぞって本番プレイするという方法でやったと思いますが、あれ……正直やっててあまり楽しくなかったんですよね。ゞ(_。_)ゞ
見てる方もそうだったんじゃないかなと思います。かといって普通にやっても当時やったっきりでほぼ忘れてる状態でリスナー頼りもいい加減な~ってことで、普通に練習することにしました。
まず動画検索したところ、一つ一つゆっくりボイスで解説してる動画があったのでそれを参考に。その動画だとルピーは集めないので攻略サイトのマップとか見て相談。ミンナニハナイショダヨが効率良さそうなのはわかったのですが、どこで爆弾を手に入れるかがわからなかったので適当に散策したところ自宅南の神殿で手に入ったのでそこら辺のチャートだけ自分で組んで、後はゆっくり自分のペースで覚えていきました。
まあ、結果は15:51で5人中4位と地味な成績だったのですが、私も結構頑張ったほうだと思うんですよ。参加したメンバー全員レベルが高く、最下位のタイムでも十分端から見ればすごいと言われるものだったかと、実際そういう声をちらほら耳にしました。まあ、上は飛び抜けてる感ありますが……。てか優勝のTS見たのですが、ダッシュシューズで壁壊すって手があったのね。当時なら気づいたのかもな~。(;^ω^A


■第6部門■ (16:35~17:20)  制限時間45分
グラディウスⅢ 20分間 スコアアタック

SFC版グラ3は結構昔だなあ。調べてみると2012年冬にそれのみの大会があってそのときに出ているのですが、保存していたTSを見てみるとその時の自己紹介で「21年ぶり2回目の出場」って甲子園みたいなこと言ってますね。それ以来なので7年ぶり3回目の出場となります。(;^ω^A
まあ、ソンソンも同じなのですが、グラシリーズはゲーセンでⅡを結構やってたなど、元の慣れもあるのでそれなりにスコアは出せちゃうのでここは抜きどころ。一切練習無しでまったりやらせてもらいました。
といっても今回はスコアタ。スコアを稼ぐにはボーナスステージを活用しないとなんですが、このゲームボーナスステージが難しいんですよね……。スクロール怖くて壁に当たりそうだしぶつぶつが急にせり上がってくるし。なんで大差をつけられるは覚悟してました。
その予想通り適当に楽しんだスコアは274600点。順位は8人中6位と普通に頑張りましたな結果でした。当然といえば当然なのですが、3位ぐらいまではそこまで極端なスコア差がないので2、3回でも練習してたら少しだけ順位上げるのは可能だったかもね。
まあ、その上は俺だと楽しんでるだけでは届きそうにもないですが。(○´д`A)


■第7部門■ (17:30~19:00)  制限時間1時間30分
ドラゴンクエストⅤ レヌール城 タイムアタック

ようやく最終部門。これは以前暇人さん大会でやったものとほぼ同内容で、縛りがない分若干楽と言われてはいましたね。暇人さん大会の時は同じ90分の制限時間リスナーさんに教えられながら進めるも残念ながらタイムアップで記録なし。なんでいいリベンジの場とも言えるでしょう。何も調べずにやるとまた同じような結果になるのでそれは避けたいところ。なんで素直に研究することにしました。

とりあえず神トラ同様、ネット上でRTAの記録動画を見つけそれを一つ一つ分析することに。テキストファイルに動画でやっているここと1つ1つ箇条書きにしてみました。しかし、全部書き出した時点でなんか満足してしまったのか、どうにも試走する気力が……。なんとか気力を振り絞って一応3回ほど通しましたが、それが限界でした。(;´Д`)

そんな感じなので覚えきることができず、本番も横のノートパソコンでチャートを開いてそれをなぞりながらのプレイでした。なるべくタイムロスがないよう、動けない間にチャートをスクロールさせたりしてましたけどね。

こういうのってなんのために練習するかなのですが、細かい操作をスムースにするのはもちろんのこと、想定外のことが起こったときのリカバリを覚えるためってのも大きいと思います。なんですが、試走のときに1回も死ななかったのでその辺を覚えることができなかったのは不安の種でしたね。

案の定、レヌール城で死んで街に逆戻り。扉開けた後だったからまだ良かったけど結局41:20で1回目は終了。2回目は途中までは好ペースもおばけキャンドルから逃げそこねて扉開ける前に死んでその後はさっぱりの途中リタイアでした。やっぱり判断力が甘々でしたね。(o_△_)o

とはいえこのタイム、そこまでひどいものでもなく7人中3位と意外にも上位記録でした。今回ドラクエガチ勢がいなかったのと、揃って全区間RTAを見て練習していたせいか、思ったほどみんな逃げなかったのが原因ではって声はありましたね。

まあ、ちゃんと練習した初めてのRPG部門で好成績残せたから満足かな~。
前に優勝したメタルスライムの時はパスワードの入力だけしか練習してなかったらな。
(○´д`A)

───────────────────────────

全結果ですが上位に入ったのが7部門中3部門で、その3部門は練習したものでした。練習なしでもそれなりにやれると思ってた部門が思ったほど成績良くなかったのはあれですが、このところほぼ全部門最下位争いだったのでそれ考えると練習したら少しは成績出せるよっていうのが見せられたから良しとしましょう。古いリスナーさんはともかく、最近のリスナーさんはゲーム下手な人って思ってるかもでしたからね。(○´艸`)



しかし、今回気になったのは参加者減ったなあと。(´・ω・`)
時間的な都合とか色々合わなかった部分もあったんだろうけど、内容的にだんだん同じようなものが多くなって新鮮味が薄くなってる部分も否めないのかなと。いつも申請は早めの私ですら全部門出るの迷って遅れたからな~。とはいえあまり奇を狙ったものにするとそれはそれで参加見送る人増えそうで難しいところ。

ちょっと常連参加者の人たちと喋ったのですが、何かしら形を変えていかないと今後参加者はどんどん減っていくのかもしれないですね。練習前提で気軽に参加できないようなものをなるべく避けるとか、誰がゲームうまいとかももう大体わかっちゃってるので単純にうまいだけでなくて作戦次第では突っ込みどころのあるルールにするとか……。言うのは簡単で実際に内容考えるとなると難しいですけど。(--;)

まあ、手伝える部分あれば私も付き合える限りは付き合おうとは思いますけどね。