みるきぃはうす

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POGランド杯2023-2024の指名馬の紹介

さて、今回の記事はランドPOGなのかPOGランド杯なのか名前が安定しない企画の話です。今年で私個人としては4回目の参加となります。

ルールに関してはこちらを参照してください。

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去年の成績に関しては前回の記事に纏めた通り個人的には満足でないものでしたので今年はもう少しスコアを伸ばしたいなと。去年はPOG本で期待のコメント中心のものにしたのですが、個人的には大失敗だと思ったので指名馬の考え方を大きく変更、血統重視のものとしました。

具体的にどうしたかというと、ここ5年ぐらいのダービーまでのG1の上位馬及び、去年のG1出走馬のデータを集め、そこから「種牡馬」「母父種牡馬」「早生まれ」「厩舎」「生産牧場」で上位のものを抽出。また、繁殖及び兄姉のG1勝利、セリ値or募集額とかもチェックし得点化、それらの合計点上位の馬からPOGのルールに沿ったものをなるべく選ぶという方法です。

この方法、去年もやろうと思ってデータだけは準備していたのですが、POG本見て「この子気になる。この子も欲しい」ってなった結果ほとんど利用しなかったんですよね。なんで、今年は本自体は購入したもののリストの抽出に使う程度にとどめておきました。本当はハイブリッドが良いのかもしれませんが、本やサイトでも大きく取り上げられていない馬がG1取ってるってパターンも多いのが事実なので思い切って本の情報を重視しない方法を取ってみましたが吉と出るか凶とでるか……。

ちなみに早期デビューかどうかは、クラシック出走馬の傾向見てそこまでこだわる要素ではないと思ったので考慮しないことにしました。ただあまりにも遅すぎるのもだめなので早生まれの馬の得点を高くしてます。あと、馬主はセリ値とほぼ被るので考慮しておりません。
本当は母や兄姉が重賞馬やG1で2着とかその辺も見るべきなのかもしれませんが、やりだすときりがないのでそこはもう割り切りました。

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ちょっと前置き長かったですが、紹介していきましょう。


1位:ダノンモンブラン(牡:ロードカナロア×ヤンキーローズ)
リストの中で一番スコアが高かったのがこの子でした。G1勝利も2勝以上は得点高く設定しているのですが、リバティアイランドはもちろん、母ヤンキーローズもG1を2勝してるので高得点となりました。早生まれで厩舎もPOG期の信用高い中内田、セリでも超高額とほぼ完璧ですね。別にリバティが化物だったからとか、以前その上のロムネヤをいけぽぐで指名してたからとかその辺は関係ないです。
難点を言うとすればリバティアイランドの父ドゥラメンテと違い、ロードカナロアなのでダービー馬というよりマイル馬なのかなと、本みてもそういうコメントされているので。でもまあ、朝日杯及びNHKマイルを取ってくれたら十分稼げるし、リバティのようなぶっ飛んだ性能の可能性も0ではないと思うので。ロムネヤもPOG期では活躍できなかったものの、某先取り番付で横綱評価されるなど前評判は高かったですからね。だからいけぽぐで指名したわけですし。
同じダノンでもダノンエアズロックの方がマイル路線で期待されてるようですが、こちらもすでに1つ上の世代の動きというコメントも有りどっちが成績残せるか楽しみですな。
しかしこの馬、某掲示板でやたら名前を弄られてますよね。今年のダノンは世界の山シリーズでそこから取ったのは明白なのにケーキを連想する人が多いようで。

2位:アルセナール(牝:エピファネイア×サンブルエミューズ)
抽選で外れたので取れず。得点は下の方だったのですが、この子だけはラヴェルの再来及びそれ以上を期待して敢えて上の方においてました。が、2位でも取れなかったですね。結果的なことを言うと1、2位逆なら両取りできたのですが、まさかヤンキーローズの下が2位まで誰も指名してないとは思いませんでした。

3位:ストーンズ(牡:ドゥラメンテ×ジェイウォーク)
この子の関しては悩みましたね。今年種牡馬として注目されていたのはキタサンブラックドゥラメンテだったと思いますが、キタサンブラック産駒が少なく目ぼしいのもいない状況でドゥラメンテ産駒をどうするかが鍵になると思いました。できれば牡馬が欲しいのですが、1位を牡、2位を牝と考えた場合、ヤンキーローズが3位に残ってるとは思えない。リストの上位にはシャハザマーンもいましたがこれも残るわけがない。となると純粋にドゥラメンテ産駒の中でリストの最上位にいるのを指名するしかないかなと。
ドラフト時のみんなの反応見てても誰も注目してなかったんだろうなと言う感じでした。高額馬だというのを知ってる人はいたようですが、初仔だし母親海外馬だし正直私も活躍するかは疑問です。でも馬体が良いからセリで高額で売れたんだろうし、一応POG本の後ろの方に隠し玉として載っていたからある程度の期待はして良いのかなと。
ちなみに母親はアメリカのダートG1を2勝してるとのこと。コメント見るとこの子も基本マイルっぽいですね。ただ、2月頭産まれだけどまだ緩いらしくデビューは秋以降とのことでそこは心配。まあ10月デビューから朝日杯に出てる馬も結構いるのそういう形になってくれたらいいんですが。頓挫がないことを祈る。

4位:グラヴィス(牡:ハーツクライ×ラヴズオンリーミー)
この指名は3位に比べるとまだわかりやすいかな。兄姉にG1を取った馬が複数いた場合その分得点が加算されるのでそういう馬は上位に入りやすくなります。計算していませんが去年のテンペストをこの形式に当てはめた場合恐らく飛び抜けた最上位になるでしょうね。
ちなみに上位指名にならなかったのはハーツクライと矢作厩舎の得点が高めの設定ではなかったこと。世界の矢作ですがこの集計の仕方だと上位にこなかったんですよね。G1に出走はしてるけど馬券には絡まないみたいな。ハーツもそんな感じ。とはいえ牡馬の他2頭がマイルに寄ってる感あるので中長距離向けのハーツ産駒なのはバランス的には良いかもしれません。

5位:クイーンズウォーク(牝:キズナ×ウェイヴェルアベニュー)
これもわかりやすい指名だと思います。兄グレナディアガーズは朝日杯優勝馬で、母親も米G1馬。今回馬体重が極端に軽いのはだいぶ減点していたのですが、この子は牝馬ながら482kgあるとのことでその辺も全く問題なし。3月生まれは早いってわけではないのですがまあ許容範囲かなと。改めてPOG本を確認したところ6頭の中では一番前の方に載ってますね。アルセナールが取れなかった以上、この子に牝馬エースとして頑張ってもらうしかないかな。

6位:エヴァンスウィート(牝:スワーヴリチャード×ハルーワスウィート)
佐々木主浩氏自慢の血統ですが、残念ながら先に取られてしまいました。まあいくら未知数の新種牡馬とはいえ、G1を2頭排出した繁殖の子が6位は甘かったかな?

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さて、ここまで4頭確保しましたが、牝馬の2頭が取れなかったので再指名。すでに指名してる馬の種牡馬は使えないので指名したくても出来ないのが難儀ですね。

外れ1位:ウィージャスト(牝:エピファネイア×マハーバーラタ
ストーンズ同様、この子の指名は正直迷いました。今回母or兄姉にG1馬ってのを中心に取っているのですが、兄ヒンドゥタイムズは重賞こそ取っているものの先の大阪杯では大敗。母親に至っては未勝利をようやく勝ち上がっただけの馬だったので。ではなんでリスト上位なのかというと種牡馬エピファネイアと、母父ディープインパクトという部分が大きいんですよね。この辺を高得点設定していたので。牝馬ながらセリ億超えとはいえどうにも心許なかったのですが、自分の感性を入れても成功しないと思ったのでここはデータ徹底で。正直母父にどのぐらい比重を置くかは難しいところです。さてどう転ぶか……。

外れ2位:チルカーノ(牝:ハービンジャー×アロマティコ)
こちらはまだ分かり易いですね。兄ジオグリフは皐月賞馬で、その上の兄もダービーまでに1勝クラスまで勝っており確実に稼いでくれそう。母アロマティコも重賞勝ちこそないものの、G1で3着に2度入っており重賞クラスの力があったのは間違いないかと。残念ながらPOG本の方には名前こそあれどこれと言ったコメントは見当たらなかったけど二匹目のドジョウを狙って。
ちなみにこの子も母父キングカメハメハがポイントを上げていました。

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以上です。結局キタサンブラック産駒は指名せず。数が少ないってのは先述のとおりですが、得点形式に当てはめるとどうも高得点にならなかったんですよね。
ちなみにその中で一番得点高かったのは人気のウールデュボヌールではなくニエキヤ。再指名のときに残っていたら取りに行ったんですが残ってないのなら仕方ないですな。

正直かなり変わった選び方だと思います。何もわかってなかった1年目の選び方に近いかも。まあ過度に期待しても上手く行かないことがほとんどなので、あまり時間使って色々考えるよりはこのぐらいでいいのかなと。これで上手く行かなければ来年はPOG本の評判と融合させることも考えます。

ただ、機械的にやりすぎた弊害なんですが、まだ指名した馬の名前をよく把握してない部分があるんだよなあ。デビューまでには愛着持てるようにしておかないとね。