みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

いけぽぐ12thの指名馬紹介

今回で3回目の参加になりますが、今年もいけぽんさんのPOG企画に参加させて頂きました。
この記事を読む人はだいたいわかっている人だとは思いますが、POGを簡単に説明すると現実の競馬で今年デビューする馬を複数頭選んで仮想のオーナーとなり、1年間の間に稼いだ総額を競い合うものです。今でこそ気軽にPC上でやれますが、昔は紙面上で管理してたので PaperOwnerGame と呼ばれたようです。

大会によって指名制限とかルールが違います。いけぽぐのルールに関してはこちらをどうぞ。

 


さて、前回なのですが以前の記事で纏めた通り51人中最下位となってしまいました。その原因はPOG本に書いているコメントを重視過ぎた結果だと思ったので今年は真逆にシフト、血統や育成牧場、厩舎などいろんな項目を得点化、その合計点上位の馬をリストアップする形にしてみました。POG本やサイトの評判は極力目を向けないようにしたので評判馬や早期デビューの馬を積極的に選んでいません。ただ、デビューが遅すぎるのはあれなので早生まれの馬は多めになっています。

得点化した中でも特に欲しいと思ったのは多少上に動かしたりしていますが、基本どこをとっても良血なのであとから見たら的はずれな指名ってのはないと思います。

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さてドラフトなのですが、リストの1番目に入れていたシャハマザーンは抽選の末獲得できず。まあこれに関しては想定内だったのですが、リスト2番目のクラッチプレイヤーまで抽選になってしまい結果1/2を外してしまったのは痛かったですね。この2頭は欲しかったドゥラメンテの牡馬として敢えて上の方に上げていたやつだったので。シャハマザーンは競合必至だったのはわかっていたので避けていればクラッチプレイヤーは取れていたのですが。まあ、大事なのは最終的にどの馬が稼いだかなので、最終的に運が良かったのはどっちだったかとなればいいですが。

1位:スティンガーグラス
 (牡:キズナ×ライフフォーセール リスト4番目)
というわけで1番目は姉に阪神JFなど重賞5勝したダノンファンタジーを持つこの子になりました。母も豪G1を2勝してる名牝なので血統面では間違いないですね。木村哲也厩舎ということでこちらも実力は間違いなし。POG本ではフレームの大きい馬で成長力に期待と書かれているが。
気になるのは馬主がスカイホースクラブと全く知られていない名前だということ。検索してもこの馬の情報とセットでしか出てこないのですが。個人馬主みたいなので情報が少なくNetkeibaの掲示板もかなり静か故にじっくり待つことになりそうです。

2位:ジュンヴァンケット
 (牡:キズナ×ピクシーホロウ リスト5番目)
次もキズナ産駒。母親は1勝クラスだったもののスプリンターS覇者ピクシーナイトを兄に持ち、同馬も1億を超える金額で競り落とされている期待の馬。兄はマイラーだったモーリス産駒故か短い距離適性となっていますが、こちらはキズナ産駒なのである程度の距離も期待したいですね。
この馬の得点が高かったのは母父がキングヘイローなところ。だいぶ古い馬ですがここ3年ほど見てもイクイノックスやウォーターナビレラなど活躍馬が複数居たのでここの評価を高めにした結果リスト上位になっていました。
改めてPOG本(POGの王道)を見ると血統×厩舎という項目でそこそこ長めの文章で取り上げられており、決して悪い指名ではなさそうです。ただ問題は馬主さんがちょっと問題を起こしているようで、その辺でデビューが遅れないかという部分。もともと成長を促すみたいなコメントも書かれているのでこちらもじっくり待つことになりそうかな。

3位:ショウナンガチ
 (牡:ドゥラメンテ×エスケイプクローズ リスト8番目)
ここでようやく狙っていたドゥラメンテ産駒ですね。母はG1馬ではないようですが重賞は取っており、アップルブロッサムハンデキャップ(米G1)では2着とG1馬に準ずる実力は持っていたようです。初仔故にサイズ的な問題が心配ですがPOG本によると516kgあるらしく逆に大きすぎるなって感じ。まあG1馬を5頭所有した馬主さんが「ガチ」という馬の実力を楽しみにしておきましょう。ちなみに馬名はやっぱり本気って意味から取っているようです。厩舎側からもクラシックという単語が出てきているのは心強いですね。

4位:アスクアメージモア
 (牡:エピファネイア×デアリングエッジ リスト10番目)
安心のエピファネイア産駒をここで確保。この子は母父キングカメハメハが得点を押し上げてリストの上位に。しかし、母親は2戦目で未勝利脱出したもののその後は1勝もできずに引退、兄弟にもこれと言った活躍馬もおらず、走っている産駒も中央では勝てず地方で走ってるのが1頭とどうにも不安になるデータばかり。ただこの馬の面白いところは母親の全姉がデアリングバードという馬で、その馬がデアリングタクトという名牝を生み出しているところ。そのデアリングタクトも父エピファネイアなので血統だけ見るとほぼデアリングタクトの牡馬版ということになりますね。まあ、私自身兄弟が活躍してるけど本馬はいまいちだった繁殖ってのはあまり信用していないのですが、少なくとも億超えで競り落とされているってことはそれなりにこの馬自身の評価が高いってことだと思うので期待半分ぐらいの気持ちで見ておきますか。

5位:ニエキヤ
 (牝:キタサンブラック×サミター リスト14番目)
ここまでは全部個人馬主の馬でした。これは基本セリ高額馬を得点高くしているので仕方のない部分があるのですが、ここに来てようやくクラブ馬の登場となります。
この子は先にドラフトが行われたランドPOGで悩んだ馬ですね。ドゥラメンテ同様、キタサンブラック産駒も今年指名しておきたかったのですが、種付け数が減った年だったようで血統的に有力なのもめぼしくリストの上位に名前が出てこなかったのです。そんな中一番得点が高かったのがこの馬なのですがそれでも低めの得点だったので結局ランドPOGでは見送った経緯があります。
ただ改めて調べたところ調査ミスで母親がG1を2勝してる部分がスコアに加算されておらず、それを追加したところ指名リスト上位に入れるに値するとわかったのでこの位置に置いていました。今回得点化するに当たって母兄姉のG1を除く重賞馬はスコアを考慮していなかったのですが、ダノンチェイサーという重賞馬が兄にいるのも心強いですね。
とはいえ不安点も一つ。Netkeibaの掲示板によると体重が400kgちょっとのようで、牝馬は割と小柄でも活躍馬がいるとはいえ同じキタサンブラック産駒のラヴェルやコナコーストが450kgぐらいなことを考えると一段階ボリュームアップして欲しいところ。この辺はPOG本でも同じことをを指摘されていますが、身体能力や競馬センスの良さはかなり高いらしいので上手く成長すればワンチャンあるかもしれませんね。

6位:ブエナオンダ
 (牡:リオンディーズ×オーサムウインド リスト16番目)
ここに来てリオンディーズ産駒。個人的には以前ランドPOGで指名したピンクカメハメハで良い思いさせてもらったので気になる存在ではあるのですが、今のところ重賞馬は排出するもののG1には届いていない種牡馬なので注目度も低そうですね。
この馬の得点が高かった理由は母父がディープインパクトなところと1月生まれ、須貝厩舎という部分。先述のアスクアメージモアもそうなのですが、そもそも数が多い母父ディープインパクトキングカメハメハをどこまで評価するのかは難しいところではあります。
とはいえ、あの金子氏が1億出して競り落としている馬なので馬体はいいんでしょうね。調べたところ、母オーサムウインドの成績自体は微妙なものの母母オーサムフェザーがデビューから10連勝(内、G1を2勝)した名牝とのことで兄も億超えで取引されていた模様。厩舎からもクラシックには乗せたいと言うコメントも出ているようである程度の期待はして良いのかもしれません。
ちなみにこの項目をまとめた後に聞いたのですが、主催のいけぽん氏(今回はドラフトには参加せず後ほど指名されなかった馬から8頭選んでいた)が狙っていたようで取られていたのを悔しがってました。そう聞くと6位で良いのが取れたのかもしれませんね。

7位:レイナドラーダ
 (牝:レイデオロ×ショウナンパンドラ リスト19番目)
種牡馬レイデオロ産駒です。今年の新種牡馬の中では評価高いようで、私自身推し新種牡馬レイデオロに設定していました。
そんな中でもかなり上位においていたこの子の特徴はなんといっても秋華賞ジャパンCを制したショウナンパンドラの部分。これで兄姉に活躍馬がいればもっと上位に入れていたと思うのですが、残念がなら兄姉は勝ち上がって入るものの目覚ましい活躍とは言い難いのが現状。ただ違うのは兄姉は3頭ともロードカナロア産駒だということ。同じキンカメ系とはいえ活躍した距離が違うレイデオロをつけてどう変わるのかってところですね。そろそろショウナンパンドラの血が爆発しても良い気もしますが。
ちなみに私の持っているPOG本では入厩リストに名前があるだけでほぼ注目されていないようです。母ショウナンパンドラと同じ高野友和厩舎で牝馬の育成が上手いところなのでそこは安心。ただ去年末に骨折していたようで、その分調整が遅れているようなのでデビューは相当待つ必要があるかも。なんとかクラシックに乗れるタイミングまでに出走してほしいものですが。故障の加減もあってか、指名リストの中にこの馬を入れていたのは私だけだったようです。

8位:ヤマトフェイス
 (牡:エピファネイア×クイーンスプマンテ リスト42番目)
最後はエリザベス女王杯を制したクイーンスプマンテの子。ですがこの子の指名はこの記事を書いてて我ながら正直これで良かったのかなと。今回母及び兄姉G1馬を中心にリストアップしているのはすでに書いた通りで、この馬も母G1なのでそういう意味ではいいのですが、改めてクイーンスプマンテという馬の戦績を見てみると失礼ながら実質オープン馬って言ったほうが良いのかなと。それを示すかのごとく過去の産駒も最高は2勝クラスでOP馬も出ていないのが現状。種牡馬も結構上質のものが多い中これなのでちょっと期待薄かもしれませんね。まあリストも42番目で下手するとリスト枯れでよくわからない馬が割り当てられる可能性もあったのでそれに比べたらマシなのかもしれませんが、リスト43-50の馬はドゥラメンテ産駒が並んでおり、そっちの方が良さげなのがちらほら。まだいけぽぐ公開データがアップされていないので実際それらが残ってたかどうかは不明ですが、もう少し順位付けをしっかりするべきだったかもしれません。
ただ自分の指名馬になった限りは応援しますけどね。ここで重賞とかとって母の本当の力を証明して欲しいところですな。

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以上です。牡牝のバランスはもう1頭牝馬が欲しかったかなって感じです。まあここは調整が難しいところなので仕方はないのですが2頭の牝馬が上手く活躍してくれたら良いなと。

とりあえず自己評価をしますと65点ぐらいですかねえ? 自分でも疑問の残る指名があったのもですが、母兄姉G1馬を中心にしようと思ってたのに、終わってみたら8頭中4頭が非該当なんですよね。これは得点化するに辺り各項目の得点が均一だったことが問題だったようです。具体的に言うと母G1と優秀母父、名厩舎、早生まれとかが全部1点扱いみたいになっていたので母が未勝利馬でも母父、厩舎、早生まれなら上位扱いになってしまうみたいな。どうせ得点化するのであればもう少し各々の項目の重要性を再考し母G1は3点みたいな大きい扱いにしておけばもっとそっちの馬中心のリストになったかもしれませんね。

あと、本気でやるのであれば母兄姉G1だけでなく、G2以下の重賞馬の中でもG1で複数回連対するなど能力は間違いなくあった馬とかも拾っていくべきなのかなと。その逆でそれこそクイーンスプマンテみたいな能力に疑問のある馬の産駒は外したほうがいいでしょうね。ただそれやりだすと途方も無い時間がかかってしまうので今回はG1馬に限定していたのですが手漉きのときにこの辺もやっておくべきだと思いました。まあ、日本の馬なら纏めたサイトがあるからまだいいとして、海外の母馬の戦績まで調べるともう地獄としか思えませんが。

去年頑張った割には成績が振るわなかったのであまり気を入れすぎないよう色々割り切ったのですが、こうやってドラフト終わってみるとああしとけばこうしとけばと思ってしまう性格が難儀過ぎますね。(^_^;)

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あ、これは備忘録として自分用に書き残して置きます。いい種牡馬や厩舎などを探すに当たってここ3年のダービーまでのG1の3着以内の馬とここ1年のG1出走馬のデータを纏めていましたが、朝日杯とかは1勝馬とかが結構混ざってるのでここ1年に関してはG3以上の重賞3着馬とかに限定したほうが良いかもしれません。

個人馬主多くてデビューの情報がほとんどわからないのが厄介ですが、去年情報に踊らされすぎた反省でその辺は覚悟の上でやってることだし、去年の結果見ても11月デビューからクラシックに乗っている馬も結構いるので気長に待つとしましょう。今年もよろしくお願いします。