みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

生放送:ジョイメカファイト

ファミコンの「ジョイメカファイト」放送終了しました。
先日ものこのゲームに関して書いたのですが、大ミスをかましてしまいリスナーさんにご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。

まあ、格ゲーはやるなら高難度でって思っていたので、結果的にスペシャルモードでプレイすることになったので良かったのかもしれませんね。普通に難易度の違うだけのプレイを2回繰り返すのは苦痛でしたので……。

しかしこのゲーム1993年発売ですか。1994年の高橋名人の冒険島4を最後にファミコンの国産ソフトは発売されておらず、その年にプレイステーションが出ているので、どれほど後期の作品だったのかがよくわかりますね。
この頃はほとんどのゲーマーは次世代のスーパーファミコンのゲームばっかりやっていて知らない人も多かったんじゃないですかね? かくいう私もその一人で、ハードオフでみつけて「任天堂こんなんも出していたんだ」って思いつつ買ったのを思い出しました。

その完成度はもはや脅威としか言い様が無いですね。ファミコンでこんな面白い格闘ゲームができたんだというのが正直な感想です。
ファミコン格闘ゲームを作るにあたってネックになるのが、大量のグラフィックだと思います。技一つ表現するのに数枚のドット絵が必要になるので、満足する数のキャラクターを用意するとなると相当な絵数となります。キャラクターを大きくすると画像も大きくなるので、低容量のファミコンだとどうしても限界があります。
ところがこのゲームは頭や胴体、腕などをパーツ分けして、各パーツの表示位置を替えることによって動きを表現するという手法を取ることにより、絵の数を抑えたまま大きくて沢山のキャラを作るということに成功しているのです。
この方式で人間を表現するのは難しいですが、ロボットなら……なるほどよく考えたものです。

仕組みをわかってしまえば後は簡単ってものでもなさそうで、動きを表現するための各パーツを動かすプログラミングは普通の格闘ゲームよりも複雑そうに思えます。そんな中アイデア負けしてないのはさすが任天堂といったところでしょうか。

プレイした感想ですが、対戦格闘ゲームっていうのは対人対戦に主眼をおいているせいか、ちょっと腕に覚えがあったらCPU戦は数回やればクリアできちゃうっていう作品が多い中、このゲームはよくゲームバランスが練られていると思います。一筋縄でいかない部分も多く、対戦格闘ゲームを昔良くやっていた自分でもかなり楽しむ事が出来ました。
気付かず前の所有者のデータが残ったままプレイしたため、最初はハードのステージ4のレオからやったんですが、そのレオを倒すのに1枠かかったので最初びっくりしたんですよね。処理落ちで動きが遅くなるのが当たり前のファミコンゲームなのに、速すぎて動きが追えないんです。キャラを色々試してスカポンの技が自分にあっているのに気づいてからは結構さくさくでしたが、最初の枠が終わった後は結構凹んでました。

まあ、とりあえずステージ4から初めてハード4枠、スペシャルを7枠で合計11枠。対人対戦みたいな熱い戦いも味わえて非常に楽しめました。
コマンドもあまり難しいのがなく、パッドでも結構簡単に技が出ました。でもまあ素早い動きにはさすがに対応しきれないので一回ジョイスティックでもやってみたのですが、あの騒音は深夜にはないですね。
あと最後のホウオウ戦で溜め技の待ち戦法をやっていたのですが、力入れすぎて数日間指が痛かったです。治るの遅くなったなあ……。
(-_-;)

しかし、こんな名作が後期に隠れているとはなあ。このゲームそんなにどこでも売っているってわけでもないのですが、バーチャルコンソールでもあるせいかそこまで高くないので見かけたら手に入れておくのもいいですね。
ただ、前のデータが残ってる場合があるのでオプション画面(タイトル画面でセレクトとB同時押し)で削除しておきましょう。
もはや脅威としか言いようが無いのですが、ファミコンの電池は20年ぐらいたっても普通に残ってますし、10分ほど電池を外していても消えないこともあるようですよ。生放送で見てびっくりしました。