みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第36回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大会 結果報告

2017年8月25日第36回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大会を開催いたしました。

今回は最近たまにレースに組み込んでいたハンデ戦を8戦中5戦も組み込むという荒業に出てみました。ハンデ戦に関してはネットで調べてもよくわからない部分が多く、知識と研究が必要な大会だったと思います。

私自身知識が曖昧だったため、このルール自体が面白いのかどうかも不明で、生産する側としては当然、主催する側としてもちょっと不安はあったのですがどうなったでしょうか?

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以下、参加者さんの名前と出走馬のリストです。(パス受領順)

ブリザガさん(ハイブリオン)
おうかさん(オウカカキゴオリ)
Takkeさん(タッケイヘアナチョ)
極上の本マグロさん(リマグロ)
さえこさん(森田紗英子さん)(ナンクルナイサエコ)
みるきぃ=ぐりぃん(ミルキイダライアス)
ロイスさん(ロイストクハル)
フレイヤさん(フレイヤグリフィン)
いけぽんさん(イケゲスト)

今回はお盆が噛むなど色んな理由が重なり参加者が非常に少なく、私が優勝した17回大会以来の10人行かずとなってしました。ハンデ戦で実力が接近するはずなのでもう少し増えると思っていたので少々残念です。ただ、あの時とは違って本マグロさんもフレイヤさんもいるので、そういう意味では少し安心ですね。

大会ルール詳細はこちら

milkygreen.hateblo.jp

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本番ですが、まず1Rはハンデ戦ではなく通常戦となります。



印を見ると、現在連覇中の極上の本マグロさんのリマグロ、三強のお一人フレイヤさんのフレイヤグリフィン印が抜けているのがわかります。それ以外としては私のミルキイダライアスさえこさんのナンクルナイサエコの印が結構厚いですね。単純な能力を見るとこの4頭の勝負になりそうですが……。

とりあえず1Rは後ろから突っ込んできたリマグロが優勝しましたが、問題はここから。今大会ルールが牙を向きます。

まず、皆さんの戦績をご覧ください。


その上で2Rのハンデと印を見てもらいましょう。



なんと一番人気はミルキイダライアス。7戦全勝なのに59kgとそんなに重いハンデを背負わされていないのが大きいですね。対して、4戦だけなのに65kgを背負わされるリマグロは流石に印が薄くなってしまいました。

ハンデという点では2戦で60kgしか背負ってないのですが、フレイヤグリフィンは人気以外全飛び。どうやらスピ入れのようですが、このイレ込みを起こす欠点が後にドラマを生みます。

ナンクルナイサエコハンデ戦を考えずに作ったとのことなので65kgのハンデそれでも小川さんの印がついてるのがポイント。逆にハンデ戦のことを考えて作ってきたのがいけぽんさんのイケゲスト。斤量はなんと48kgと今回最軽量で、ナンクルナイサエコと真逆のスタイルで勝負してきました。ただ、それでも印が薄いのはこちらもイレ込みか、それともそもそもの馬の能力が厳しいのか?

それ以外の各馬は大体同じようなハンデでした。もっと52kgとか62kgとかバラけると思っていたのでちょっと意外ですね。ちなみにハンデ戦の数字は距離や馬場を考慮しないらしく、あとの4戦もすべて同じ数字だったということを先に書いておきます。

この2Rはリマグロが優勝し連勝したのですが、ここから猛威を奮ったのがフレイヤグリフィン。3Rの東海ウインターSで優勝すると、そこから続くハンデ戦では印も復活し連戦連勝。リマグロも確実に上位に食い込みポイントも稼ぐも6R終了時でフレイヤグリフィンが逆転、7Rで突き放し最終戦を前に11pt差をつけ、終戦リマグロが優勝しフレイヤグリフィンが大敗しない限りは逆転優勝はないという状態に。

ただ、最終戦勝負といえば思い出すことが。第12回大会と第19回大会で一騎打ちになったときに必ず片方がイレ込んで轟沈するという謎の現象がうちの大会にはあるんですよね~。

とは言えそんな珍しいことが何度も起こるわけが……。

 

 



 




起こったーーー!!! (゚ロ゚屮)屮

なんで毎回こうなるんでしょうね。(^_^;)
とは言え、印の上ではフレイヤグリフィンの印は変わらず。流石にこの印で轟沈はないだろうと思っていたのですが、



ここまで来るともう笑うしかないですよね。うちの大会にはもう笑いの神がついてるとしか思えないです。

ただ、このレースで優勝したのは、ハンデ無しで本来の実力を発揮したナンクルナイサエコリマグロは最後の追い込みも虚しく2位に終わり、最終のポイントはたった1ポイント差で結果フレイヤグリフィンが優勝となりました。



首の皮一枚という表現が見事に当てはまるかと思いますが、最後ドタバタしたものの優勝は優勝ですな。おめでとうございます! 気性が悪いのかたまに大コケするものの、馬の能力は素晴らしかったですね。また2戦2勝で斤量60kgしかなかったのが大きかったと思います。まさに今大会向きの馬でした。

2位は惜しくも1pt届かずの極上の本マグロさんのリマグロ。単純な馬の能力ならフレイヤグリフィンに劣っていなかったと思いますが、いかんせん65kgの斤量は重かったですね。ハンデが同じならあと1ptを何処かから仕入れていたかもしれませんが……まあ、こういう大会なのでこれも実力のうちなのかな?

4位以降は混戦だったのですが、ちょっとだけ前に出たのはいけぽんさんのイケゲスト。先述したとおり負けをこませての大会唯一の斤量48kgで、ハンデ戦最初こそ印が飛んでいたものの、それ以外のレースでは6Rで吉田◎を取るなどその軽量の優位性を存分に発揮していました。ただ、すべてのハンデ戦に印がつくわけじゃなくきれいに飛んでるレースもあったので、サブパラに不安があったんじゃないでしょうか? 普通にCPU戦でも負けていたと聴いていたので、そもそものSPもかなり少なかったのかもしれませんね。

5位にはロイスさんのロイストクハルが入りました。薄いながらも若干印の付いているレースがあり、馬の能力としては高い部類だったのだと思います。序盤2レースで17pt稼いだのが大きかったですね。

6位はさえこさんのナンクルナイサエコ。いけぽんさんとは真逆のスタイルで単純に強い馬を出してきたのですが、本マグロさんの三連覇を阻止する最終戦勝利は見事でした。ハンデ戦の数次第ではもう少し順位を上げていたかもしれませんね~。

 

今回は戦績を積めないというのもあって、みんな普段使わないような騎手を使ってきてるのが面白かったです。結局騎手が被っていたのは私と本マグロさんの熊田だけでした。もう少し被りまくってぎゃーーっていうのを期待してたのですが、まあ中々思惑通りには行かないものです。^^;

でも、生産前ハンデ戦の仕様を調べていくうちにこれあまり盛り上がらないんじゃ?って思った部分はあったので、想像以上に面白い大会になったのは嬉しかったですね。特にいけぽんさんとさえこさん、方向性が全く違う馬が出てきたのはルールを練った甲斐あったなって感じで嬉しかったですね。

今回も皆様お付き合いありがとうございました。
ミ★(*^-゜)v Thanks!!★彡

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さて、一人反省会のお時間です。

順位としては3位とまずまずの成績で、一部のレースでは上2つの◎を取るなどかなり健闘をしていたと思います。

今回はハンデ戦ということで、単純にSPが高いだけの馬よりもサブパラが重要になると考えていました。まあ、前回大会はサブパラの悪さで苦戦した部分があったので今回はそういう馬を目指してみようかと。

なんで配合のコンセプトは「アウトブリードで健康、底力が高い種牡馬、スタミナの高い繁殖牝馬を使う」でした。SP至上主義なダビスタでは普段は余り推奨されないやり方ですが、今回に限っては超速で逃げる馬が出にくい=併せキャノンで後方一気が狙えるということでわざと根性も乗せるつもりでいました。その割には余り根性乗ってなかった気もしますが、丈夫コメ有りで気性は熊田を取られてたにもかかかわらずまったくイレ込まない気性の良さ。そして4.75耐という脅威のスタミナでほぼ思惑通りの馬が出来上がりました。KSPは64ですが今回ルールだとワンチャン優勝もあるかと思っていたのですが……。

事前研究でハンデを増やさない方法もわかっていたのですが、それらの研究努力をすべてフイにするようなことを最後にやらかしてしまいました。○| ̄|_

実はこの馬、潜在能力を引き出せておりません。大会直前に調べてわかったのですが、生産放送で仮登録した馬よりあからさまに弱いんですよね。ネットで公開されているKSP59の3.5耐の指標馬から印が取れない。普通遅なんで少々雑に調教しても育つだろうとタカをくくって「おまかせ太らせ」の仮育成方式で簡易的に育成してたのですが、どうも育ちきっていなかったみたいなんですよね……。

最後育成する時、ほぼ能力が同じ馬(というか多分同じデータ)がいて、どっちか迷ったので両方育てていたのですが、そっちも育ちきっていなかったようで、たまたま残っていた後者の牧場データを開いて調教後再登録したらパスワードが変わっていました。何という初歩的ミスを。*o_ _)o

そんな感じだったので、自分の馬の紹介時やたらローテンションだったんです。もしちゃんと育ちきった馬を走らせていたら、優勝とは言わずとももう少し上の2頭に肉薄できたんじゃないかと本当に残念です。まあ、やらかした割には健闘していたのでちょっと安心はしましたけどね。ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

ただ不思議なのは、その前に仮育成した時は2頭ともちゃんと能力MAXまで引き出せているってことなんですよね。仮育成時スタミナが極端に高かったのを考慮して若干坂路多めにはやってた記憶はありますが、本育成した時は遅い時間だったので寝ぼけてうっかり追加調教を忘れてしまったのか、はたまた2頭同時で両方中途半端になってしまったのか……。

まあ、普段は晩成でもVTR固定とか使ってみっちり調教するのに、戦績積まなくていいからって普段と違うやり方したのが失敗の原因かと。今後の糧とします。

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今回のハンデ戦なんですが、普段誰も触らないところということでネットで調べてもわからない部分がいくらかありました。

そこで自分なりに色々テストして見たので、そこでわかったことをいくらかまとめてみようかと思います。本当は別ページにまとめようかと思ったのですが、すべてを把握してるわけでもないので敢えてこの記事の番外編扱いで。

まず最初に、本文ですでに触れてますが、ハンデ戦は距離や馬場の影響を受けないということ。なんでハンデ戦がいっぱいあってもレース毎に数字が変わらず、斤量を含めたその馬の実力だけで勝負する大会になっちゃったのはちょっと思惑が外れたって感じでした。ハンデ戦は入れても2つ以上は要らないかな。

その情報を頭に入れた上でこの馬柱を見てください。

名前でだいたい分かるかと思いますが、色々テストした結果を並べてみました。

イッショウスピナシ以外はKSP61の馬で揃えています。STは一勝ハンデ法(目黒チェック)でも考慮されてないところから斤量には影響しないと考えチェックしておりません。

最初、戦績を積めば積むほど斤量が重くなると思っていたんですよね。だから、1戦0勝が最低ハンデだと思っていたので早熟有利だと思っていました。

しかし、ゴショウを作った時点で「増えすぎじゃ?」と疑問に思い、ニショウを作ってハンデが変わらない時点で流石に別の何かが作用してると気づきました。

そこで色々調べたところ、どうやら重賞勝ちの数でハンデが大きく変わっているみたいなのです。ジュウショウゴカチとタダゴショウは同じ元データなのですが、前者は2戦目からG1を4連勝。後者は新馬戦以降はオープン戦だけを4勝した馬です。これで、重賞勝利でハンデが増えるのは明白になりましたね。数日に分けて生産したので覚えてないのですが、恐らくゴショウも勝利に重賞が混じっていたのでしょう。裏パラメータに人気という項目があるのは知っていたのですが、騎手の取り合いは常に戦績で決まっていたので、そのパラはBCパスに含まれていないと考えていたので意外でした。

となると、戦績だけ積んでハンデは増やさないという事が可能になりますね。そこで今回、新馬戦以外はオープン戦だけを選んで戦績を積みました。今回は戦績が2戦2勝とか多いと思ったので、この手で少々積んでおけばうまく行けば騎手を取れるという計算でした。

ただ、この騎手の優先権ですが、とあるサイトによると「人気が高い > 勝利数が多い > 勝率が高い」なんだそうです。04版の情報ですが、このゲームバージョン違っても結構同じ部分あるので多分99も同じかと思います。その関係で、7戦全勝なのに4戦全勝の本マグロさんの馬に熊田を取られていたんですよね。私も本番中この仕組を忘れていて瞬間「あれ?」ってなったのですが、思い出して一人納得してました。

今まですべてのレースで騎手の取り合いが勝利数で決まっていたのは、単純に人気がすべての馬がMAXだったからなのかと。こういう大会でもやらないと気づかないものですな。

しかし騎手を奪えたものの、重賞勝ちが多少あったことで65kgのハンデを背負わされた本マグロさんも計算外だったと思います。

ちなみに同サイトによると牝馬は-2kgとのこと。私は牡馬しか使うつもりがなかったのでここでは敢えてテストしていなかったのですが、KSP61の牝馬で56kgだったので、KSP64の私の代表馬が59kgだったのもそれなら納得です。

それ以外の部分を見ていきましょう。種牡馬や繁殖の違いでハンデが決まっているかですが、一勝ハンデ法でハンデテーブルが価格帯ごとに違うことを考えるとその可能性は十分考えられます。そこで作ったのが同じKSPで配合が違うイッショウヤスイなんですが、他の馬と比べても同じ56kgですね。ちなみにこの馬はヤマニンゼファー×プチカプリースで、他の馬はサンデーサイレンス×未勝利馬です。BCでは配合は考慮されないのかもしれませんが、パス内に父母データは入ってるので、単純にたまたま上記2頭のハンデテーブルが同じになってしまったのかもしれません。ここはちょっと研究が甘いですね。

ただ、配合の差がないのなら、戦績に気をつければ単純にKSPを調べる方法に使えるかもしれませんね。もう少し調べて見る必要があるかもしれません。

KSPはハンデテーブルを見ても8単位で1kgだと思います。ネットで公開されてる指標馬に牡馬2戦2勝でKSP92という馬がいるのですが、その馬の斤量が62kg。2戦目が重賞勝ちじゃないという条件ですが、牝馬でKSP61の馬が56kg。(92-61)/8=3.875で牝馬-2kgでその差6kgなのでその話の辻褄があいますね。ただ、その計算だとイッショウスピナシはKSP5ぐらいということになるのですが、確かに晩成でスピコメ出る前に入厩OKになったんだけど……。ここも後で調べますかね。

後は騎手と馬齢でしょうか? 見ての通り騎手は全く関係ないみたいです。まあ、騎手の差でハンデをつけるなんてこと現実の競馬でもやらないでしょうし……。面白いのは、減量騎手のはずの槙原でもハンデが変わらないことかな?

馬齢は……何故か5歳で1kg、6歳で2kg減ってますね。減るなんてことはないと思うので単なる調整ミスだと思いますが、少なくとも馬齢で増えるということはなさそうです。

戦績による人気の増減も気になるところ。イッショウゴゴは1勝したあと4連敗した馬ですがハンデは変わっていません。人気が減るというシステムがないのか、もしくは4敗程度では下がらないのか。タダゴショウもそうですが、これが10勝20勝としていけば変わるのかも調べないと行けませんね。いけぽんさんの馬(15戦1勝)が上記イッショウスピナシよりKSP低いとも考えにくいですしね。

あと、一勝ハンデ法の説明サイトでは「4馬身以内で勝利したあと」と書いているので、大差勝ちや大敗で増減するのかも知りたいです。この辺は人気の差で騎手が取れるというシステムを利用すれば検証は可能かな。

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まとめるとか言いながらだらだらとまとめきれていない内容になりましたが、調べた限りのことを書いてみました。あまり活用されることはないかと思いますが、参考になることがあれば幸いです。

もし更に調べてわかったことがあれば追記して、完全なものが出来たら別ページにまとめてみるのもありかもしれませんね。