たまにはちょっと長文でも。
2025年9月13日現在、Twitchにてシューティングのイベントが行われていたのでちょっと見ていました。
協賛とかのある公式のものではなく、あくまでも個人主催のもので、3連休を利用して参加者がやりたいと思ったシューティングゲームを自由に配信でプレイすると言うだけのまったりしたものですが、参加者135人という聴いたこと無いような規模のものになっていたようです。
ここでいうシューティングなのですが、最近流行りのFPSやTPSではなく、レトロゲームによくある戦闘機などを操作して敵を打ち倒しながら進むタイプのゲームのみを指しているようです。ジャンルの話をしだすとややこしいので今回は避けますが、とにかく後者に特化した大会だと理解していただければ。
私自身、ここ最近はニコ生のかつての知り合いの放送を見てるだけにとどまっており、今のレトロゲーム配信界隈がどうなっているのかよく理解していないのですが、正直シューティングの大会にこれだけの人数が集まっていることに驚きを隠せませんでした。
というのも私自身、シューティングって割と際物なジャンルなのではと思ってた部分があったんですよね。
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なぜそう思っていたのかというと、私が2010年代によく参加していたニコ生のレトロゲーム大会で必ず採用されていたシューティング部門の参加者が、他のアクションやRPG部門に比べてだいぶ少なかったからです。
もちろん、花形部門であるマリオやドラクエの部門に釣られて来てた人が多かったというのもあると思います。しかし、私自身好記録を残したいというのならともかく、気軽に参加するには一番楽な部門だと思っていたんですよね。ゲームにもよりますが、アクションやRPGの場合、どうやったら得点になるのか、どういうルートで進めないといけないのかとか覚えないと駄目なのに対し、シューティングはただ来る敵を撃って弾丸を避ければある程度のスコアは入るのです。少なくとも0点で終わることはないでしょう。
なのに、参加者が少ない。話聴いててもとにかく難しく考える食わず嫌いの方が多かった記憶があります。だから、ずっと人を選ぶ際物だと思っていたのです。
私自身、ニコ生のゲーム大会が下火になった頃から余り積極的にいろんな配信を見に行かなくなったので、Twitchとかの他配信サービスの事情がよくわかっていないのですが、レイドというシステムがこういう個人レベルのイベントを広めるのに適しており、ニコ生時代では考えられないような大量の配信者の大半が集まったのかもしれませんね。
まあ、こういうイベントに人が集まること自体レトロゲーム好きな人にとっては喜ぶべきことなので良かったねで終わらせていいのですが、せっかくなのでシューティングというについて少し書きたいことを色々。駄文ですが暇な方はお付き合いしていただければ。
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先述のFPSやTPSは除外した上で話すと、この手のジャンルって今に繋がってない感ありますよね。
いわゆるインディーズ作品とかではちょくちょくあるようですが、少なくともSwitchやプレステのパッケージ作品としては話題になるような新作はほぼ出てないのかと。
そうなった原因って色々あると思うのですが、1つはキラーソフトになれるタイトルが無かったことでしょうか。
例えばアクションならスーパーマリオブラザーズ。RPGならドラゴンクエストにファイナルファンタジー。落ちもにの代表されるパズルならテトリス、ぷよぷよなど。
ただ、過去に色々シリーズ化されたシューティングを見てみても、グラディウス、ダライアス、R-TYPE。どれもその領域には達していないのかなと。R-TYPEはPCエンジンのキラーソフトとは言われていますが、そこがシューティングの最盛期だったのかも。キャラバンの影響もあったあの頃が一番盛り上がっていたと思います
現代に続かなかった(私にはそう見える)原因は90年代に鍵があるのかな。シューティングというジャンルの活躍場所というと、家庭用ハードとアーケードが半々だと思いますが、後者がゲーセンにとって回転率の良い格ゲーや、新たな音ゲーなどのジャンル中心になってしまったことが1つかと。
対戦で1プレイ5分未満で入れ替わる格ゲーや、クリアしても3曲ぐらいで強制終了の音ゲーと違い、作品にも寄るけどこちらは上手くなれば20分以上やってる人もザラに居るので、回転率の違いは歴然。経営者目線だとそういうゲームを置きたくなるのはわかるし、需要があるなら各メーカーもそっちを優先で作るわけで、ゲーセンがそればかりになると同時にそれ以外のジャンルが廃れていくのは致し方なしかと。そういえばシューティングと同時に私が好きだったジャンプアクションもゲーセンからは消えて行ってたっけ。
あともう一つ。これは私の主観がかなり入っていて好きな人には非常に申し訳ないのですが、弾幕というジャンルの存在も際物化に拍車をかけたと思っています。
あれ、シューティング結構遊んだ私から見ても、デモ画面見てるだけでお腹いっぱい、私には無理ってなるんですよね。結構シューティング嗜んでた私ですらそうなるんだから、初めてゲームしますよって言う人のとっつきがいいわけないなと。
実際にやってみても目がついていかないというか、処理能力がおっつかないというか。そもそも私は細かい操作が苦手で結構大まかに感覚で避けちゃう人なので、こういうイライラ棒的なのは苦手なんですよね。やられたところで悔しいとなる前に、「まあ当然こうなるよね」ってなって次やりたいって気持ちが湧いてこない。なんで全く合いませんでした。
個人的には撃つということに主眼を置いたシューティングと、避けるということに主眼を置いた弾幕は完全に別のジャンルだと思っています。とにかく疲れるというか……。
そもそもシューティング自体、やってて疲れるからという理由でゲーセンで好んでやり込まなかった部分もあるんですよね。Twitter上で「#みるきぃのゲームの記憶」という企画を勝手にやらせてもらっていましたが、あれ見てると終盤まで行ってるのに、結局1周はしてないタイトルがやたら多いのがわかると思います。結局のところそれが理由だったんですよ。基本クリア目的でなく気分転換で嗜む程度だったので。
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キャラバンが最盛期ってところに話を戻しますが、それ以前はゲームの花形ってマリオみたいなジャンプアクションよりシューティングのイメージありましたよね。先述のゲーム総選挙でシューティングで唯一ランク入りしていたのがゼビウスですがあれ1983年の作品だし、もっと前に遡るとそもそもテレビゲームの火付け役というスペースインベーダーもシューティング。あれなんて売れすぎて筐体の生産が追いつかなくなって他社にライセンス許諾したとか、硬貨が足りなくなって日本銀行が月の通常3倍の硬貨を急遽市場に流したとか、ドラクエ3もびっくりな伝説残ってるけど。色々早すぎたのかもしれませんね。(余談ですが、スペースインベーダーのWikipedia「ヒットと社会現象」という部分あたりを見てると冗談みたいな話もチラチラ書いてあるので興味ある方はどうぞ)
あと、キャラバンが下火になった頃から余りゲームでスコアを競うっていうのが少なくなった気がしなくもないかな。ゲーセンではハイスコアボードが色んなところにあったけど、家庭用はRPGが人気出始めてそういう需要が減っていった部分とかもあるのかも。ロックマンも初代はスコアあるけど、それ以降は無くなっているし。
ファミコンで一人スコア更新しても共有できるところがないと寂しいしなあ。まあ、昔はファミマガにもハイスコアが載ってて、私もいっきで送ったことあるんだけど、あれもスーパータイガー事件以降下火になって終了したみたいだし。
そう言えばあのときのハイスコア認定証どこ行ったんだろうな。あんなもの捨てたりしないと思うんだが……。
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脱線してきたのでそろそろ締めるか。
中盤、据置機でのパッケージ販売シューティングがないという話を書きましたが、最近出てましたよね。グラディウスのコレクションが。
これ結構売れたらしく、パッケージだけでも1万だとか。今の子達がどのぐらい買ってくれたのかは不明ですが、今の時代を考えるとこのジャンルとしては大健闘かな。
中には完全新作となる沙羅曼蛇3も入っていて、初代の思い入れが結構ある私としては興味は尽きないのだが……実は買っていません。
自分のPCでSteam版が動くのかという問題もあるのですが、パックの中に入ってるタイトルの中でやりたいと思うものは大体持ってるんですよね。となると、沙羅曼蛇3のためにあの値段出して、それ相応にやり込むかと言うと多分やらないというのが現状の判断でして。シューティング疲れるしね。
でもいつかやりたいって思いはあるから、なんとなしに他人のプレイを見る気にもならずずっとスルーしております。
いつか単体で安価で出してくれないかな~。