みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第21回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大会 結果報告

2015年11月20日第21回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大を開催いたしました。

今回は繁殖牝馬の能力値をそのままハンデキャップとして使用しましょうという変則的なルールでした。以前からやりたいなと思って秘蔵していて、記念大会とかでやろうと考えていたのですが、大会もいつ何時できなくなるとも限らないのでやれるときにやろうということに。
ハンデ値をどうするかが難しい所ですが、結果牝馬のSPとSPの合計値を半分にというところに落ち着きました。最高ハンデが56ptで、ハンデのきつい最高級牝馬を使っても半分優勝すれば逆転できるという設定にしたのですが、絶妙なバランスだったのは参加者の選択を見れば明らかで、これは頭を捻った甲斐あったなと思いました。

大会ルールはこちら

milkygreen.hateblo.jp

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今回なのですが、ハンデはともかく配合の縛り自体はないのが良かったのか、一気に4人増えて12回以来のフルゲートとなりました。本当にありがたい話なのですが、その反面入りそこねた常連さんもいてちょっと心苦しい部分もあったり。(^_^;)
でも、せっかく作った馬は最後まで走ってもらいたいという思いに変わりないので、予選会とかは設けず今後もこのスタイルでやろうと思います。


以下、参加者さんの名前と出走馬のリストです。(パス受領順)

フレイヤさん(フレイヤバンシィ)
暇人さん(ヒマッチョ)
おうかさん(クルミンチーズ)
れべるあっぷさん(カンケイナイレベル)
ふり~くさん(フリークフミン)
ママミミさん(マミサンノコウチャ)
極上の本マグロさん(マグロルーゲハマヒ)
イカイさん(セイカイパートナー)
ぺぃぽんさん(ペィポンザバッド)
DOPさん(マイラーズドッペル)
Takkeさん(タッケフィエロ)
俺さん(オレノスメル)
みるきぃ=ぐりぃん(ミルキイクオックス)
森田紗栄子さん(マロッキーノサエコ)
まさとさん(マサトミコ)
いけぽんさん(イケック)

新規参加のふり~くさんぺぃぽんさんは暇人さん枠の常連さんで、お二人とも放送で初プレイを楽しんでおりました。当然BCも初参加なのですが、放送にベテランプレイヤーさんが集まっていろいろアドバイスした上、その知識を利用してかなり詰め込んでいた感はあったので、想像以上に強い馬が送られてきた可能性はあります。

おうかさんは検索で私のブロマガにたどり着いたとのこと。これまではまったり通常プレイを楽しんでいてBCは初参戦とのことで実力未知数なのですが、Win版を所持しているところを見ると結構昔からやりこんでいたのかも? HDCP45の牝馬を選ぶなど思い切った戦略でどこまで行けるか楽しみです。

俺さんは先に放送で見つけた方で、作ったばっかりのコミュニティで凱旋門目指してやっていました。話しかけやすそうな雰囲気だったので1枠ちょっと喋ったのですが、特に宣伝してなかったのに向こうからこちらのコミュを見つけて参加申請してきてちょっとびっくりしました。こういうのも嬉しいですね。
もちろん凱旋門RTAをやれるだけの知識は持っているので、今回の新規さんの中では最上位候補だったんじゃないでしょうか。

新規さんの他にも復帰組も2名。ママミミさんは自分の好きな配合ができる時にしか参加しない独特のスタイルなのですが、その実力は確かで過去3回中2回準優勝という素晴らしい成績を誇るダークホース的存在です。
まさとさんはなんと第6回大会以来という超久しぶりの参戦。充電期間を経てどういう馬を送り込んできたのか楽しみです。

優勝候補は今は3強と呼ばれているお三方、極上の本マグロさん、れべるあっぷさん、フレイヤさんですね。本マグロさんとフレイヤさんは中堅の、れべるさんは最低ランクの牝馬を選んできましたがどうでしょうか。
今回、本当に見事に各人の選ぶ繁殖が分かれました。もっとどこかに偏るかと思っていたのですが、これはルール考えた側としては嬉しい限りです。

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さて本番なのですが、以下のとおりとなりました。

お見事ですね。見ての通りフレイヤさんのフレイヤバンシィが優勝し、これでフレイヤさんは3連覇となりました。本当にお強いです。おめでとうございます!
決して最高級牝馬ってわけでもないのですが、SPW2本のUP効果はかなり強力で素晴らしい速度を誇っていました。さすがにハンデ33.5もある馬に4勝もされたら厳しいですね。

ただ、れべるあっぷさんのカンケイナイレベルもとても初期牝馬とは思えない強さで、ハンデを利用して最終戦まで勝負をもつれ込ませました。最終戦フレイヤバンシィがスピ入れでポイント圏外に落ちたので、勝てば逆転で優勝という可能性もありましたが、過去14回の優勝を誇る3強の一角極上の本マグロさんのマグロルーゲハマヒが最終戦で存在感を見せました。本マグロさんは他にも2位2回、3位2回と獲得ポイントでは60ptと2位だったのは流石ですね。結果、総合ではカンケイナイレベルが2位、マグロルーゲハマヒが3位となりました。
れべるさんは戦績にネタを突っ込んだ関係で乗せていた隠れ騎手をいけぽんさんではなく、まさかのぺぃぽんさんに取られたのが痛かったですね。レース中イレ込んではいませんでしたが、多少なり影響はあったんじゃないでしょうか?

先ほど獲得ポイントの話をしましたが、前回に引き続き参加のセイカイさんの馬イカイパートナーも本マグロさんと同じ60ptを稼ぎ総合で4位に入りました。前回も先行力の高い馬を作っていたもののスタミナが足りず惨敗って形が多かったのですが、本当に弱い馬なら先行すらできないので、なにげにスピードがかなり高い馬を送り込んできたなとは思っていたのですが、今回はスタミナも揃った馬が出来上がったみたいですね。ハンデとしてはそこまで高いわけじゃないものの、上位牝馬だからって楽にレースで勝てる馬が作れるわけじゃないのでこれは見事だと思います。

6位は今大会で一番ハンデの低い馬を使って上位にのし上がってきたママミミさんのダークホース、マミサンノコウチャ。大会をひっかき回したいと優勝度外視で強い馬を送り込み、5Rで優勝するなど大会を盛り上げてくれました。今回みたいな大会ではこういう楽しみ方も有りだと思います。

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総合ポイント差はともかく、獲得ポイント的に6位と7位の間に馬の能力差があったんじゃないでしょうか。
そんな中7位以下で目立ったのは、初参加組の一人ふり~くさんの馬フリークフミン。繁殖のレベル的には中間ぐらいだったものの、CPU戦ではノーリセでG1を11勝するような化物だったようです。大会でも7Rで3位に入るなど細かくポイントを稼ぎ、師匠のTakkeさんにも勝利し新人の中では最高成績の9位となりました。本当にやり込む力があり、継続参加してくれるのなら今後さらに成績を伸ばしてくる可能性は秘めていますね。

しかし本当に大盛り上がりでした。さすがに16頭の処理は大変でしたが、それに見合う良い大会になったんじゃないでしょうか。いつもならイレ込む馬が散見するのですが、今回は殆どの馬が毎回絶好調か踏み込みしっかりでした。各馬の戦績から予想はしていたのですが、ワンランク上のレベルになったのは間違いないと思います。

でも終わってみればやっぱり3強が上位3つを占めているんですよね。ほんとどうしてこう毎回差をつけられるのかさっぱりわからないのですが、一度ぐらい割って入って突き抜けてみたいですね。

そのためにはさらなる研究と生産数かな……頑張りますか!

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私の馬ミルキイクオックスなのですが、全体で2番目に大きいハンデを利用して5位、初期牝馬ながら獲得ptでも6位と健闘しました。

能力としてはKSP70の2耐、根性が5/2に発生したので60-69の間で、気性は気性難はでないものの6歳でCPU馬相手に◎が付かない時点でお察しって感じです。

最初はいろんな配合を試していて、2日目終了時点でミズノアーチ×メジロティターンのKSP59以上確定の0耐が一番の候補でした。しかし、これでは勝てそうな気がしなかったので、最終日は以前優勝した時に使った配合を再び使うというなりふり構わずの手段に。

このマラスキーノ×アンバーシャダイは初代と思えない馬がたまに出るのですが、この馬を引いた時は晩成スピの1/1だったので、最低値の54を引いたのだと思っていました。しかし2耐だったので0耐の上記馬にくらべたらマシかと思っていたら、仮育成段階の強さがどうもKSP54の2耐程度の動きじゃない。スタミナないはずなのにCPU馬を圧倒するのでKSP62を引いたと思い、これならもう少し戦えるんじゃないかなと本育成したのですが、後でどのぐらいのレベルか確認するために自身の過去馬とBCを走らせて、全馬から上2◎を確保してびっくり。
過去馬の中にはKSP60台後半や4耐も結構いるのにこのマークを取れるということは、KSP62ではなく70以上であるという証明であり、これならハンデを利用すれば本気で勝てると思い始めていました。

ただ、不安点もありました。先述したとおり気性が悪く、勝つときは圧倒的な強さで勝つのですが、4レースに1回ぐらいはイレ込むので、グランプリで大勝することもあれば6位ぐらいに落ち込むことも。神頼み感半端ない私にしては珍しい馬でした。インブリードだというのも原因なんでしょうが、やっぱり能力が跳ねるとどうしてもサブパラが怪しくなりますね。

で、本番なのですが、正直期待してた動きはしてくれませんでした。パドックを見てる限りはイレ込みはなく、ずっと上2に印ついてたところを見るといわゆるスピイレもなかったはずなのですが、得意の短距離でポイントを稼ぐことが出来ず、逆に最後の2400mの2位など、中長距離のほうが地味に稼いでいました。
もちろん、3強の馬が飛び抜けていたというのもあったのですが、これはメンバーとの相性もあったんじゃないかと思います。と言うのは、そこそこの根性があったにもかかわらず大会では真ん中印がほとんどのレースで飛んでおり、少なくともSPがある他馬の中では一番低かったようで、短距離で前に出てしまったのが最後併せキャノンで食われる原因になっていました。もしかするとですが、このメンバー相手だと先行指示のほうがポイントを稼げたかもしれませんね。逃げ以外だと安定しないし、そこまで読んで戦法変えるとか中々できるものじゃないですけど。

でもまあ、初めて確実にKSP70を超えたのが判明した馬を、初期牝馬で作れたのは大きいですね。結果的には負けましたが、ちょっとぐらいは3強に近づくことができたんじゃないでしょうか。まだ頑張れそうです。