みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

【初見並走】爆裂的に鎮圧せよ! ファイヤー・ファイティングに参加して

2015年2月8日に行われたWattさん主催のファイヤー・ファイティング並走大会に参加していました。

このファイヤー・ファイティングというスーパーファミコンのゲームなのですが、ファミコン時代にしっかりとその名を知らしめたジャレコのゲームとしてはびっくりするほど知られていません。参加している私は当然なのですが、見に来ているリスナーさんも殆ど知らなくて、Wattさんが実施したアンケートではなんと94%の方が「知らない」と答えるレベルでした。
ほぼ同時期にヒューマンの名作「ザ・ファイヤーメン」が発売されており、同じ見下ろし型の消防レスキューとしてどうしても比較されると思いますが、メーカー知名度としてはジャレコのほうが上のはずなのにゲームの知名度は完全にファイヤーメンの方が上。どうしてこういう差がついたのでしょうか?

久しぶりの初見大会で、このところ練習ありきな大会でちょっと疲れていたのでありがたいなって感じなんですが、正直楽しみというより当日まで不安要素の方が強かったですね。
ひとつは細かくは言えないのですが家庭内の事情で、もうひとつはちらっと中古屋で見てしまったこのゲームに関する説明文でした。

「アクションよりパズル要素が強い」

私がパズルを苦手視……というか毛嫌いしてるのはご存じたと思いますが、この一文を見てからまあ、勝ち負けというのは度外視しないと行けないなというのは感じていました。
(-_-;)

しかし、初見大会に飢えてたのかなあ? 参加者が主催者さん含め10人とは……まあ、本当にみんな知らなかったから参加条件を満たしてるレトロ生主さんが多かったってのもあるかもしれませんね。
しかしメンバーがガチすぎるんですか。^^;

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大会ルールはこちらに詳細が載っています。
http://ch.nicovideo.jp/watt_challenge/blomaga/ar688625(2021/06/19追記:ブロマガサービス終了のためリンクが切れる予定です)

リンクを開くのが面倒だという私みたいな人のために簡単に書くと、
・クリアするまでのタイムを競う
・救出した人数の総合計
の2部門で競うというものでした。でもそんなガッチガチに優勝を目指しましょうというより、みんなでやったことないゲームを楽しみましょうという趣旨の大会なので気楽に楽しませてもらいました。

やってみての感想なのですが、中古屋に書いていたようなパズル要素というより、RPGの謎解きに近いなって気がしました。制限時間内にマップ上に点在する逃げ遅れた人を救出して自分も脱出するというものなのですが、この人を救助するためにはこのアイテムを使わないといけない、この人を助けるには先にここに行っていないといけないなど、いろんな条件を把握し記憶しつつ、順序良く回ってクリアするというタイプのものでした。

だからといって得意ジャンルかといえばそうでもないんですよね。昔からRPG系はクリアするのが遅くて、友達が何時間でクリアしたというのを聞いて羨ましく思っていた口なので、正直む~っといった感じになってました。自分じゃ覚えきれないなと思い、最初はFCメタルギア攻略の時に使ったマッピングツールを呼び出してやっていたのですが、そこまでして覚えないといけないほど広いわけでもなく、途中からは普通に記憶だけを頼ってプレイを繰り返していました。

操作性としては勝手に入ってしまうダッシュが厄介でしたね。あと、意外と主人公の当たり判定が広く、消火しつつ進んでいけると思ったら隣の炎にあたって燃えるというのを何度も繰り返して体力がなくなるというのを繰り返しました。操作性と関係ないのですが、隣の部屋に入った途端炎にやられるというのも多かったですね。時間制限があると言ってもメニュー画面を開いているときは時間が進まない親切設計なので、色々細かい計算をしつつ動かないとだめですな。

ちなみにこのゲームは進行中に音楽がないんですよね。要所要所で場面を盛り上げるための曲が一瞬入るものの、しばらくするとまた効果音だけに。演出といえばそれまでなのですが、その分生主が喋っていないとすごい静かな放送になっしまうのが難儀ですね。

あと、このゲームやっていて一番難儀だったのが、パスワードにコンティニュー回数が含まれていること。各章にステージが2つないし3つぐらい用意されていて、1つのステージ攻略後にやられても3回までコンティニューでステージ攻略情報を残したまま続きができるのですが、章クリア後に表示されるパスワードには何回コンティニューを使ったという情報も含まれているので、使いきった状態で章をクリアしてしまうとその後のパスワード再開はコンティニュー0で進まないといけない状態に。私の1章クリア時のパスワードがまさにその状態で、お陰で2章が遅々として進まなかったですね。各章のどのステージから攻略するかは選べるので、一つ一つ攻略して最後に一気にと目論んだのですが、ようやく全部クリアして攻略開始ってところで制限時間が過ぎてしまい、結果は2章途中で21人というしょぼい結果となりました。
冒頭に書いたとおり結果は期待してなかったのですが、かなり無駄が多かったような気もします。救助者の居場所をレーダーで見れるというのに気づくのもすごく遅かったですし、どうも冴えていませんでしたね。

ちなみに大会結果ですが、大会中にクリアされた5名様はアクションゲームなどで何らかのすごい実績をお持ちの方ばっかりですね。彼らの得意ジャンルからは少し内容が離れているような気がするのですが、本当にゲームの上手い人たちって反射神経とかそういうのだけじゃなくて、ゲームをクリアするためのひらめきとかが多分ずば抜けているのではないでしょうか。前々から思っていたことなのですが、今回の成績で核心めいたものを感じました。

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ゲームの評価としては、まったくの無名にしておくにはもったいない気がする内容でした。アクション要素による難関がまったくと言っていいぐらいになく、じっくり考え持ってやれば確実に進んでいくので、だれでも楽しめる気がします。
実際このゲーム、北米での評価はかなり高いそうです。ただ、絵的にも内容的にも地味なこの作品が日本向かと言われると正直??で、ザ・ファイヤーメンに評価を持って行かれたのは仕方のない事だったのかもしれませんね。

それと、私が放送でやるのには正直どうかなーって気がしました。やられたら戻りの繰り返しはよくあることなのですが、そこに戻るための部分が完全作業でアクションの見せ所もないので、お世辞にもしゃべりだけで人が呼べるとはいえない私には厳しかったです。このゲーム自分から火に突っ込む救助者など突っ込みどころはあるのでそういう時にはコメントはあるのですが、それ以外ではコメントも少なく音楽もないのでなんか寂しかったですね。並走ということでいつものリスナーさんがバラけていたのも原因だと思いますが……。

先述したとおり、私は大会中にクリアすることができませんでしたので、また続きはプレイしたいと思っています。Wiiも今回は中古で手に入れた私物を使っておりますので気兼ねなく続きはプレイできます。ただ、今のパスのまま続けてもコンティニュー回数が0なので3章で苦戦するのは必至なので、そのままの形で継続はしんどいでしょうね。
大会中に2章の3ステージは個々にクリアしているので、3章に至るまでの過程をまた放送中に見せる必要もないと思っていますので、続きはコンティニュー回数が全部残った状態かつ、3章からプレイできる状態に裏で戻してからやろうと思います。

それまで少し間が開くかもしれませんがしばらくお待ちください。