今回は３歳時のコメントに付いて説明します。
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３歳になった馬が牧場にいる時、その馬を見ると牧場長が馬の能力に関するコメントをくれる時があります。１月１週～２月４週の間に８種類の馬についてのコメントを聞くことが可能です。能力が普通の馬は「順調に調教……」と言われますが、特定の能力が一定値以上（以下）の場合特別なコメントが出るので、馬の潜在能力の参考になります。 馬が３歳になったら毎週チェックして、強いと思う馬だけを育てれば効率が良くなります。必ずチェックするようにしましょう。
３月からは１月と同じ内容が繰り返されます。また、表示される順番は馬によって違います。この順番のパターンは８種類存在し、特別なコメントが１つでも表示されれば、どの週に何が表示されるのか分かります。1/1にスピードがでたらスタミナは1/4、成長型は2/4って感じです。テーブルを勝手に転載するわけには行かないのでここには書きませんが、便利なので調べてみてください。
なお、４月１週の時点でスピードが最大値の50％を超えている馬は「デビューに向けて準備ができました」と言われコメントが聞けなくなるので注意してください。早熟や持続、通常の普通型はデフォルトが50％以上なので必ず入厩OKに、遅普通以降の馬でも自然増加していずれはデビューOKと言われます。
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以下、各コメントに対する説明です。
・順調に調教が進められています。
特定の能力が一定位置を上回らない（または下回らない）場合に表示されます。成長型が出る週でこのコメントがでたら普通型、産駒の性別と違う親に似た場合にもこのコメントがでるので、必ずしも駄馬であるというわけではありません。
・スピード感あふれる走りを見せています。
スピードが一定値（35）を超えている場合表示されます。スピードの初期値は成長型により違い、早熟や持続は最初から高いので比較的このコメントが出やすくなります。G３勝てないレベルの馬でもコメントが出る場合があるので早熟の場合余り参考にはなりません。反対に晩成型はなかなかでなくなるので、晩成でこのコメントが出たら期待してもいいかもしれません。 あくまでも一定値を超えたらという内容のため、最大値がいくらなのかをこのコメントだけで調べることはできません。
また、4/2以降、限界値の半分に達するまで毎週１ずつスピードが増えるので、成長の遅い馬は途中からこのコメントが出る場合があります。
・スタミナがかなりついてきました。
この項目もスピード同様、現在値35以上の馬にコメントが出るようになってますが、初期値が必ず最大値の50％という仕様上、限界値70以上の馬ってことがここで確定します。また、入厩して放牧すると４減るという特性を利用して、かなり正確に近い値を割り出すことも可能です。（放牧耐えチェック・後に紹介します）
・なかなかいい勝負根性を持っています。
根性値が35を超えている場合に出ます。初期値がスタミナと同じ50％なのでこのコメントが出た時点で70以上確定となります。 直線で競り合いになった時にこの値が高いほうが有利と言われてますが、この99バージョンは逃げ戦法が有利で、特に大逃げ状態になるにはこの根性値が低いことが条件となるので、このコメントが出ればいいってわけじゃありません。 根性もスピード同様、4/2から限界値の75％になるまで毎週増えるので、4/1で入厩OKにならない馬は途中から根性コメが出ることがあります。
・とても丈夫な馬でみっちり鍛えられています。
健康値が一定以上の馬です。故障しにくくなりますが、故障しないってわけではないので過信は禁物。BCでは踏み込みしっかり以上になりやすい……かも？ コメントのない馬とどのぐらいの差があるのか、私自身把握してません。
・ただ、ちょっと体質的に弱いところがあるようです。
上記と真逆で虚弱コメントって呼ばれたりします。故障しやすくなるのはもちろん、体調崩していきなり絶不調に陥ったりと何かと面倒なコメントです。虚弱だとBC時の調子にも影響するらしいので、このコメントが出た馬は余り使わないほうが良いかも知れません。
・とても落ち着いている馬です。
気性の現在値が一定値以上の場合表示されます。気性のいい馬は安定してレースで走ってくれるので出るとありがたいですね。スピード同様成長型によって初期値が違うので、早熟や持続の場合は出やすくなります。また、計算上普通遅以降の成長型ではこのコメントは表示されず、普通早でもし出たらかなり気性のいい馬となります。
・ときどきチャカついたり気性面では激しいところがあります。
上記とは逆のいわゆる通称「気性難」コメント。気性が悪いとイレ込んで思った通りのレースが出来ない可能性があるのでこのコメントが出たら避けたほうが無難。ですが、矯正する手段がないわけでもないので、他の能力が高そうなら矯正を視野に入れて育ててみるのもいいかも？
・早い時期にデビューできそうです。
早熟コメントですね。スピードや気性の初期値が最初から高いのが特徴です。実は各成長型によって、この時期まではいくら調教しても限界値まで到達しないっていう、俗にいう「スピードの蓋」というのがあるのですが、早熟は３歳末には蓋が取れて100％までもっていくことが可能になります。このコメントが出た馬は４歳夏頃にはピーク時を過ぎてしまい、それ以降レースに出すとスピードが落ちる場合があります。このスピードが落ちだす時期をこの３歳コメントで知ることは出来ません。
当たり前ですが最初からレースに勝ちやすい傾向があります。その代わり、能力が落ち始めるのも早いので、能力を最大にしてBC登録するのが難しい成長型だったりします。BCの場合意外と上級者向けです。
同じ早熟でも２パターン存在しますがそれは別のページで紹介します。
・どうもオク手のタイプのようでデビューは遅れるかもしれません。
・かなりの大型馬なので仕上げるのに少し時間がかかりそうです。
晩成型と呼ばれる成長型で、スピードの初期値がかなり低く、先述したスピードの蓋もなかなかはずれないので序盤は苦戦します。そのかわり、６歳夏～７歳ぐらいまでは能力が落ちず走ることが可能です。コメントタイプが２種類ありますが、晩成で現体重が一定以上の場合後者コメントが出る仕組みのようです。
（成長型が言われる週に「順調」と言われる馬）
俗に言う普通型という成長型で、４歳後半にスピードが100％、５歳秋頃にピークを過ぎる傾向の多いタイプです。4/1週にデビューOKと言われるのを普通型(普通早)、言われないのを普通遅や遅普通とか言ったりします。デビューOKは馬の調子が悪いときには言われないので、稀に普通型と普通遅を間違えることもあるので注意。
計算上、普通型で落着コメントが出る馬は気性90以上が確定となります。
・毛色もそうですが、父親にそっくりです。
・この頃お母さんに、だいぶ似てきました。
親似コメントです。アウトブリードの場合はその親の特殊効果が、インブリードの場合はその親の気性が適用されます。 父似コメントは牡馬、母似コメントは牝馬しか表示されません。また、牡馬でも父親の毛色と違う場合は表示されません。もし表示されないのなら、その馬は自分の性別とは違う方の親に似てるか、父親と毛色が違うかです。必ずどちらかの親似効果は適用されるようです。
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長々と書きましたが以上です。 ちなみに、チェックをするとその分入厩が遅れるので、できれば３歳の１月１週でセーブして、見るだけ見て内容が良ければリセットしてそこから入厩させるといいでしょう。但し、ゲーム途中でリセットすると、それ以降その牧場で生産した馬をBC登録すると馬柱の馬名の上にリセットマークが付くので注意してください。大会によってはリセットマーク禁止とかもありますので（牧場起動時に起動中ですよっていう情報がメモリーカードに書き込まれてます。したがって、故意のリセットでなくても停電やフリーズによる電源オフでもＲマークが付きます。）。
このページは３歳コメントのみについて触れていますが、実は１歳時と２歳時のコメントにも意味があります。年に１つしか聞けませんが、特に１歳コメントは底力と気性の限界値の差異をみてるので、意外と使い所があるかも知れませんね。
