みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第11回ランド杯に参加して

2021年3月6日、上記タイトルのダビスタ99BC大会に参加しました。

3ヶ月ぶりのランド杯です。この日参加したと言っても、実際は1/31にルールが発表されてから1ヶ月以上の間生産してるので、大会に参加したのはこの期間と呼ぶべきなのかもしれませんね。

前回の大会は色々あってモチベーションの上がらないまま適当にやった結果、ダート戦以外全く印がつかない馬で、レースも9Rで脱落してしまう体たらくだったので、今回はちょっと頑張ろうと思っていました。幸いにも自分的には自信がある縛りだったので早めから生産に入っていたのですがどうなったでしょうか?

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大会のルールは以下の通り

 

今回も配合リストを作ってみました。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1oD6aPvoLjo-3TrJsVdOO17Cg2qmg2Ndq7hTiVw0q8LY/edit#gid=0

今回は全戦ダートという特殊ルールですね。元々ダート戦はどれだけ馬の能力が乗っていてもそのダート適正次第で成績が大きく変わりかねないサバイバルの鬼門なんですが、個人的にはこのルールは楽なものと捉えていました。なにせ『全戦』なので、芝の適正を考える必要が一切なく単純にダートが強い馬を出せばいいんですよね。これでしれっと芝1000mとか、東京芝1600mとか混じってたら結構怖かったんですが……。私なら入れてたけどランドさんはやさしいなと思ったり。(*゚▽゚*)

それともう一つこのルールに自信を持ってた理由が、過去に初期牝馬使って強い馬を出した経験があったこと。私がずっとやっていたみるきぃ杯で唯一優勝した時の第17回のミルキイドルアーガや、その後の繁殖の能力値でポイントのハンデをつける第21回大会で出したミルキイクオックスがそうなのですが、特に後者は私が過去に作った初代配合馬の中でも5本指に入るレベルの馬だったので。初期牝馬産駒でもっと強い馬は見たことありますが、自分自身でこのレベルの馬が出せる、その出せる配合を知っているってのは悩む点が少なくなるので大きかったですね。



とはいえ、上記馬の配合「マラスキーノ×アンバーシャダイ」はそのまま使うのは抵抗がありました。そもそもアンバーシャダイはダート○の種牡馬なので、ダートの適正がある馬を引けるかどうか疑問。前回のランド杯の代表であるミルキイガリウスみたいに、芝だと全く無印なのにダートだといきなり吉田◎になるぐらいダート適性で大きく補正されるのは判ってるので、最低でもダート適性3、あわよくば仮性ダートと言われる適性4を引きたいところ。しかしながら、クオックスレベルの馬を引ける事自体が1ヶ月頑張っていいところ2頭ぐらいだと思ってたので、そこにダ適まで乗ってる可能性を高めるとすると種牡馬のダート◎は外せなかったですね。なんで、アンバーシャダイはおまけで、別の配合をずっと試していました。



メインに使っていたのは繁殖は同じマラスキーノで、リース種牡馬フォーントリックを使った配合。見ての通りアンバーシャダイとよく似たインブリードの入り方なのですが、違うのはダート◎なことと安定Aなことかな? 安定Aに関しては人によって解釈が変わるのですが、私は安定Aでも跳ねると思ってるのでこれでずっとやっていました。距離適性的にスタミナが乗りにくくなるかと思いましたが、個人的にはアンバーシャダイ産駒より2耐↑の出現率は高かったように思います。

この配合の欠点は2つ。一つは誰でも解ると思いますが、リースなので準備が大変&すぐお金がなくなること。フォーントリックが8億なんでセッカチで一応3回はやれることと、知らないうちにRマークがついててもいいよう定期的に牧場を作り直すのはいいとしても、国内種牡馬に比べてどうしても時間がかかるのは仕方ないですね。
もう一つは早熟なこと。早熟はSPの初期値が高いので非常に弱い馬でもスピードコメントが出やすく、スピコメ有り2耐乗ったぜって思ってみっちり調教してデビューさせてみたら△が少しつくだけとかザラ。(~_~;) でもピークが早いので、とりあえずおまかせでデビューさせて印でチェックする方法も微妙だったり。後述しますが今回は特に調教が大事だと思っていたので早熟傾向はなおさら難儀でしたね。





繁殖牝馬を探すのに時間がかかるので、なるべくその時間が減るようにこんな配合も試していました。上の方はアウトブリードながらも母似でSPSTアップが拾えるものです。SPニトロが19もあるのが魅力ですね。まあ、初期牝馬産駒なんでこんなに高い数字は必要ないかもしれませんが。^^; この配合の難点は父似だと効果的に厳しいことと、そもそもガスパッチョが全繁殖の中でもスピスタの基礎値合計が最低なこと。初期牝馬限定とはいえ、その中で最高のリヴレットローザとはSPとSTの合計値が14と結構大きい差があるので。とはいえ、私の馬ではないもののみるきぃ杯でガスパッチョ×ロイヤルアカデミーという父母両方SPSTを拾う配合で怪物出してきた人もいたので、確率こそ低いもののワンチャンあるかなと。実際決勝に残った馬の中にはこの配合の馬もいたので、選択肢として間違ってなかったとは思います。

右の配合はダート適性狙いですね。元々ブライアンズタイム自体がダート◎な上に、ダートアップのインブリード効果があるのでダート適性がかなり高い馬が期待できます。とはいえ、インブリード効果自体2つまでしか拾わないとの情報があるので、それが本当ならそのダートアップ効果を引いた場合、SPとSTを同時に拾うことがなく基礎能力まで乗せるのが大変になりますな。

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冒頭にも書きましたが、今回はちょっと頑張ろうと思ってたのでかなりスタートは早かったです。ルールが発表されたのが1/31で、その一週間後の2/6にはすでに保険馬を作ったっていうツイートを書いてますね。しかしこの保険馬、最初から2耐以上狙いの中、初日にとりあえず最初に1耐した馬を「参加確定用」として適当に育てただけだったのですが、本当にこれを超える馬が引けなくてかなり躍起になってました。過去自分が3日で作った馬のレベルから考察すると、今回の大会で2耐以上でKSP70前後を出してくる人はかならずいると思ってたので、そのレベルが引けたら後はまったりと思ってたんですが、その気配がまったくないまま残り10日ぐらいに。

あと、生産してるうちに一つ気づいたことがありました。能力のチェックするために候補馬同士で大会で採用されてるレースを色々走らせていたのですが、通常のダート戦はともかく、終戦の東京D1600を安定して勝てる馬がいない。能力的にどんぐりの背比べなのは仕方ないとしても、目標にするため先述の過去馬を混ぜたところで印は取れるもののその馬がレースに勝てるわけでもなし。それどころか、あからさまに無印の馬が普通に後方から飛んでくる。元々直線が長い東京1600は大逃げキラーコースなのですが、ダートになるとその傾向がさらに強くなるようで、いくら強い馬を出したところで前に出てしまってはだめだなと。私がランド杯の生産をする時、最終のロンシャン2400を睨んで根性を上げないように毎回気をつけているのですが、今回に関しては根性ガッツリの方が良さそうと感じました。

となると、メインで使ってたマラスキーノ×フォーントリックは根性こそ乗りやすいものの、早熟でおまかせで走らせてSP乗ってるの確認したところで、そこからみっちりスピスタ調教して更に根性まで乗せるのが難しいんじゃないかなと。この辺の時期になるとすでにガスパッチョ×モガミとサンバデマール×ブライアンズタイムは切ってたのですが、最終戦が運でしかないのであまりダート適性にこだわらず、安定して着を拾う決勝に残れる能力さえあればいいと考えそこからは生産効率重視に切り替え、過去実績のあるマラスキーノ×アンバーシャダイ1本でひたすら数を生産していました。リースも使わない、根性削る必要もないのなら施設拡張も必要ないですからね。産駒が晩成傾向なんで弱いスピコメに惑わされる心配もないのも良点。そこからはとにかく下手な鉄砲で何も考えずひたすら生産数を増やす作業でした。

この馬を引いたのは3/1ぐらいだったかな? 生産放送した2/28はフォーントリックを使っていたのでそれ以降なのは間違いないのですが、初めて2耐以上で晩成途中スピコメの馬を引いたんですよね。それまで早熟の種牡馬をメインでやってたのもあるのですが……。とはいえ途中スピ5週程度の馬を育てる必要はあまりないと思ってました。コメント週から見て範囲としては51,59だけど経験上、上を引いてることって殆どないので51かなと。この時点の手持ちで1耐だけどKSP60台を引いてる感覚はあったので、万が一上を引いた且つ、ダート適性があればワンチャンぐらいで適当に走らせていました。晩成なのもあって案の定最初は全然勝てなかったのですが、藤枝がやたらダート戦に出すのでダート適性はありそうかなと思い気分転換を兼ねて普段余り積まない戦績を積みつつ登録したのですが、最終的に残った馬同士を東京D1600で比べてみるとこんな感じでした。

こうやって見ると2番の印がいいですね。前回本番無印だったのが結構堪えたので、正直この馬を出したいという部分はありました。ただ、この馬を持ってしても私がかつて引いた馬には遠く及ばない感はあったので、大会では勝てなかったけど印では無双できたってのもないだろうと。それよりも根性がなくスタミナに不安があったので最終戦に行く前にどこかで大逃げした挙げ句スタミナ切れして落ちないかってのが心配でした。なんで、根性や気性が高く後ろからの競馬で粘る12番の方が良いんじゃないかなと。そうやって代表に選んだのがミルキイラリオスでした。この馬健康が悪いのか何故か頻繁に印が飛ぶのが気がかりでしたが、気性と根性活かしてとにかく生き残りさえすればなにかあると。

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長々と書きましたが、本番の初戦(中山D1200)の印はこんな感じでした。



はっきりスタミナ型とわかってるのに、短距離でもそれなりに印が付いてるのはまあOKかな? よくわからない小川(一番上)はともかく、今回重視してた根性の佐藤(真ん中)、気性の松本(下2)が厚いのはありがたかったですね。

しかしながらレースは苦戦の連続。初戦9着を皮切りにそこから9着→7着。その次の4着はまだいいとして、5戦目の京都D1800はしんがり3/4馬身差のギリギリ通過。7戦目もわずか1/2馬身差のブービーと、ここまでなんと6戦が7着以下で見てる側としてはほんとヒヤヒヤ物でした。

ところが8レースの札幌D1700では序盤好位につけるとゴールギリギリで先頭を差し切りここに来て1着を獲得。次の大井2000mも高いスタミナを活かして4着で決勝の東京D1600に進出することに。ここまでくれば後は運次第。



残った馬はほんと精鋭って感じでしたね。印を見てもすごいばらばら。馬の能力ならわし育さんのワシノオーボエラウルさんのダイダロスアタック。距離適性と気性、根性ならたしましさんのホンモロコチャン私のミルキイラリオス、そして総合的にバランスが良さそうなTakkeさんのキンタデルブイトレ。よくここまで個性が分かれたものでほんと誰が勝ってもおかしくない。

そして運命の最終戦ホンモロコチャンを先頭にダイダロスアタック、ミルキイラリオスが続く展開に。コーナーで先行設定だったワシノオーボエが上がってくると、それにミルキイラリオスが併せて伸びてきて先頭のホンモロコチャンを捉え先頭に躍り出る。しかしそこから根性を生かしてホンモロコチャンがまた伸びてくると残り200m2頭の叩き合い。残り10mぐらいまではホンモロコチャンが先行するも、最後の最後でミルキイラリオスが再逆転。アタマ差で最終戦を制し、私の馬が優勝いたしました。ヽ(´ー`)ノ



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いやー、もう最終戦まで行けば後は運ゲーだからとりあえず最終戦まで生き残れ作戦丸ハマりでしたね。^^; しかしだいぶ運に助けられた部分が大きかったかな? もう1回同じ馬同士で同じルールで走らせても優勝はもちろん、決勝に残れる自信は全くありませんね。
そもそも今回の大会、ゲーム内のサバイバルではなく手動での運営だったので人数が足らない時に自動で入るCPU馬がおらず、開始時が通常の16頭ではなく参加馬のみの14頭だったので、決勝もいつもより2頭少ない5頭だったのでそこに残るだけでも相当至難だったと思います。

改めて決勝のパドックを見てみると2頭がかなりイレ込み、1頭は首さげのなかなか気合いになってて踏み込みしっかりは2頭だけとかなりカオスな状態でした。私の馬は危惧してたとおり何回か印が飛んでいたのですが、このレースはちゃんと印がついていたという。まあ、馬の引き運自体が全く思ったとおりにならなかった分、ここで運を持ってきたってことで。
(;´∀`)

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しっかし、このブロマガを書く際に少し馬の能力を調べてみたのですが、コメント週を記憶違いしてたようで、KSPは下を引いて51どころか更に下の49でした。( ̄▽ ̄;) その代わりダート○産駒なのにいわゆる仮性ダート。なんか適性持ってそうだなと最後まで育てたのは間違いなかったのですが、よくこんな馬で優勝できたなと。(;^ω^)最終戦以外に勝ったレースも1700mと、この距離の適性が高かったのもポイントだったのかもしれませんね。冒頭の方でダート○でダ適乗せるのは難しいって言ってるのに、出した馬はダート○産駒のダ適高い馬なのもちょっとシュールかな?

ただ、あれだけ頑張ったのに自信のある縛りで目標に全く届かない馬しか作れなかったのはちょっと悔しいですね。一応試合には勝ったけど勝負では負けてた感が残ってるので、次回は自慢できる馬を送り込みたいですな。

 

今回の大会に携わった皆様お疲れさまでした。(o´-ω-)o)ペコッ

 

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