みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

ハリーさんの『ファミコンゲームオーバーRTA』に参加して

2020年11月14日、上記タイトルの大会に参加致しました。
大会の詳細は下記のリンクサイトにて。

https://ch.nicovideo.jp/harryhawk/blomaga/ar405983

https://ch.nicovideo.jp/harryhawk/blomaga/ar19625510

(2021/06/19追記:ブロマガサービス終了のためリンクが切れる予定です)

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この間の大会が終わって当分は自分で放送するような大会はないかなと思っていたのですが、いつもの大会界隈から違う方向から情報が流れてきました。主催の方はお名前はよくご存知だったのですが、そこまで深い関わりがなかった方だったのでこれを機会に色々話せるようになったのはありがたかったかな。

さてこの大会なんですがこれまでの大会とは一線を画するものがありましたね。ファミコンソフトのどれでもいいので10本用意して、すべてのソフトのゲームオーバーまでの合計タイムを競うというものだったのですが、ぶっちゃけた話ソフトを入れ替える部分ぐらいしか技術が介入する部分がなく、練習の必要性がほぼないので気軽に参加できるのが面白いところ。ソフトをいっぱい引っ張り出して色々検証するのはなかなかに楽しかったです。

反面、このルールだからこその難点もちらほら。当たり前ですが、ソフトをたくさん持っている人が圧倒的有利という部分が一つ。私自身、兼ねてからどんな大会が来てもいいように安いソフトを見つけては買うを繰り返してきた結果、FCだけで400本ぐらい手元にあるのですがそれでもファミコン総本数って視点でみると半分にも満たない。みんなで本気で探せば「最速の10本」はそのうち見つかると思うけど、自分が持ってないソフトがその10本に入る可能性はかなり大きく、いくら他の人と被らなければ-5秒のボーナスが入るとはいえその時点で優勝は厳しいなと。なんで私は企画を見た瞬間に優勝は諦めていました。

もう一つの問題は、大会の話を表立って言えないこと。先述したとおりほぼほぼ技術がいらないので、生主がリスナーに何を見せるかと言ったらその10本に何を選ぶかって部分に集約されます。ただ、それを先に知ってしまうとリスナー側も面白みが半減だし、知られてしまうとと生主側もそれを出しにくくなってしまいます。なんで、大会の話をしても「あれが」「それは」みたいな濁した話し方になってしまったり。でも勘のいい人はそれでも察しちゃって「あっ」ってなったりとなんとももどかしい企画でした。^_^;

あと申し訳ない話なのですが、みんながみんなその辺気を使ってくれるわけじゃないので、いろんな方面からあれはどう? これはどう的な話が耳に入っちゃったので本当に何を出していいのかは迷いましたね。先述したとおり優勝を狙ってない以上、自分としては他の参加者はもちろん、どこのリスナーさんが見ても「そんなのあったんかいな!?」って言われるようなものを揃えたかったのですが、RTA大会である以上誰もやらないけどタイム度外視のソフトばっかり並べるのはそれはそれで違うと思うのでその辺も考慮すると本当に絞られてしまうんですよね。クソゲーで染めてやろうかと思ったけど参加者みてると同じこと考えそうな人が居たので却下。(というか案の定その方はそれをやってきました ( ̄. ̄;) )使える候補一覧を見てるとSTGが多めだったのでそっちに染めるの考えたんだけど、それもなんか薄いなーと感じたので純粋に使えるリストの中なから上位のを10本並べてみました。被りが少なければルール上案外上位に行けるじゃないかなと。(*´・∀・)

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以下、その10本とその選出理由を公開します。本番で実際にプレイした順番です。基本的に遅い順になってますが。敢えて順番を入れ替えてるものもありました。
タイトル横のタイムは私が裏で試したものです。

・スーパースターフォース(16.35)
最初はこのソフトですね。今回の10本の中ではタイムが一番遅いってのもあったのですが、子供の頃買ってクリアできなかったものの何度も挑戦した思い入れの強いソフトだったので俺的一番最初にふさわしかったと思っています。残機制で最初にオープニング曲が入ってなんとも遅そうなんですが、やられたあとの復帰が早く、すぐに敵が出てくるのでSTGの中ではかなり速いタイムとなってました。

スプラッターハウス(15.89)
大会前日が13日の金曜日ってことでなんともタイムリーなソフトですね。^_^; 最初に現る敵だけで死ねないのがなんとも残念。そこで死ねたらもっとタイム縮まるのですが。
このソフトを2番目に持ってきてた理由なんですが、今回使うソフトの中でこれだけがサイズが違う上、ソフト全面に出っ張りがあるので、下の方に重ねておくとバランスが崩れて崩壊したら困るから一番上に置いたというなかなかに面白いものでした。~(m~ー~)m
ちなみにリスナーによると、電源直後にリセをすると余計なものが飛ばせてもう少し速かったそうです。おおう……。

スーパーゼビウス ガンプの謎(14.47)
残機制のこれが15秒を切るってのが意外かもしれませんね。ポイントは復帰後の曲が流れる間も自敵共に動いているってことと、最初の敵が自機に向けて突っ込んでくるタイプだってことでしょうか? 同じゼビウスでも最初の敵が自機から逃げいていくあちらは残念ながら若干遅めとなっていました。

・フォーメーションZ(14.49)
このタイトルはほんとどこでも出てこなかったなあ。ヴォルガード2と見た目が被ってるので忘れられたんでしょうか? 最初のロボ形態から飛行形態にチェンジするので若干時間掛かるのですがその後は飛行形態から落ちるだけ。2機目からは飛行形態で復活するので後半加速するのがポイントです。

・ドラゴンスクロール(12.63)
同じ大会の参加者さん枠でたまに見かけるこれですが、コナミ作品にしてはマイナーですよね。(^^ゞ 最初にいる敵の動きがランダムなので、ぶつかりそこねるとタイムにブレが出るのが難儀ですが、ハマればこんなに早く終わることができるのが魅力。先述のお方はこれを使ってこなかったんで被りなしのボーナスも獲得ですね。

・スカイデストロイヤー(12.49)
これはもう何も考えずに自ら墜落するだけ。ガンプ同様、音楽が流れる最中から動けるため3機潰すのに必要なタイムがこれだけという。手持ちのソフトの中でどこにも名前が一切出てなかったタイトルで最速がこれでした。ただ、名前が先に出なかっただけでみんな思いつくタイトルではあったようでなんと4名がプレイ。私が出した10本の中で唯一被りが発生してしまいました。これがなければパーフェクトだったのになあ……。ちょっと安易すぎたかな?(-_-;)
あとなんの偶然かわかりませんが、この放送をした2020/11/14が発売35周年だったようです。スプラッター同様タイムリーなネタでした。

・ブライファイター(15.03)
最速ってわけではなかったのですが、他の人はまず出してこないだろうっていうのを7、8本目に置いてみました。一見遅そうなのですが、難易度をACEにすることで現れる敵が速攻に殺してくれるのと、やられたあとのSTAGE1という表記をAボタンで飛ばせるってのがポイントになってます。ただ、逆を言う問Aを押さないと進まないので忘れてぼーっとしてると逆にタイムロスになるというのと、難易度設定の際にちゃんとACEにカーソルが届いた状態でスタートしないとその難易度にならないのに気をつける必要があるってことですね。この仕様、意外と珍しいんじゃないかな?

チェスターフィールド(13.39)
これもマイナー作品だよなあ。知り合いの主さんが頑張ってましたが……。ゲームオーバーまでもすごく簡単で、ただ最初のタコに突っ込んで重なっておけばあっという間に昇天♪

キングオブキングス(5.06)
最後の2本は本当に速度を狙ったやつです。このタイトル他所の枠で名前は挙がっていたのですが、試している形跡がなかったので敢えて持ってきました。セーブデータの仕込みが必要そうですが、実はニューゲームでMAP画面まで行ってセレクトを押して降伏を選ぶだけであっという間に終了。タイムは最速10本候補に入るんじゃないかという5.06なのですが意外にもだれも使いませんでしたね。

ダービースタリオン全国版(4.05)
トリはもう言わずがもなですな。ダビスタ生主がこれをやらずして何をやるってぐらいでもう出すのは速さに気づいた時点で確定しておりました。何名か察していたようですけどね。^_^;
見ての通りタイムもほぼ4秒なので他の人と被る可能性もありますが、被ったところで前に出した8本より速い扱いになるので全く問題はないですな。
軽く説明しますとこのゲームは翌月になった瞬間手持ちの馬の数に応じて資金が減り、0未満になるとゲームオーバーになるのですが、全国版はセーブ後リセットして再開すると勝手に次の月に進むのを利用して、資金0の状態の4月4週で保存しておけば、電源を入れてAボタン連打してるだけで破産するという。~(m~ー~)m
今回セーブデータ仕込み系でいろんなソフトが出てきたと思いますが、ゲームオーバーに至るまでに十字キーがいらないのはあまりないんじゃないでしょうか?
ところでこの翌月自動送りの仕様は初代ダービースタリオン(通称:関東版)にはないのですが、手動で翌月に送るだけなのでこちらも相当速かったです。が、同じようなタイトルを2つ並べるのはネタプレイとしては面白みに欠けるということで敢えて避けました。
本番では最後に「破産」ってでかでかと出るのは意外とインパクトあったのか、MVP候補の最終決戦にまで選出されたのはありがたかったですね。

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上記のタイトルの本番合計タイムは2:42(被りなしのボーナス-45秒含めて1:57)で、総合順位は10人中5位という結果でした。まあ大会記録としては微妙な結果だったと思いますが、私なりに色々考えてるのがわかるとかレトロゲー生主としてらしい選択、独自路線とか色々高評価だったのは嬉しかったのですね。(*´∀`*)ゞ
本番前に頑張って接点復活剤使って端子を磨いてましたが、点かないみたいなトラブルもなく無事に終わったので一安心。

あと、余計な枠かもしれませんが大会直後にコミュ限で今回出さなかったけどこういう候補もあったよな枠も取らせていただきました。せっかく先に色々研究したのに終わってから色々名前出されたあとに「俺知ってたよ」って言っても信憑性がないから先にどっかで証明しておこうと。まあ、今回いろんな努力が表に見えない大会だったんでね。;^_^A
(ただ、見返すとこの枠で出したタイトルは誰も使ってませんでした。)

しかしまあ、練習がいらないってのは気楽で良かったですな。初見大会以外でこういうものが存在するとは。ファミコンもまだまだ工夫次第で色々遊べますね。O(≧▽≦)O