みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第46回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大会 結果報告

2019年2月8日第46回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大会を開催いたしました。

今回はTakkeさんの発案で名前縛りとなりました。ただ、配合縛りだけでは面白みにかけると思ったので、今回特殊ルールを採用しました。
いつもは手動でスコア計算する時は1着を15pt、2着10pt、3着7pt、4着5ptでそれ以降は4,3,2,1となるのですが、入着(5位以内)の価値が高すぎる傾向にあったので、1位を12ptとし、それ以降は1つ順位が下がることに1pt少なくなる、純粋に順位がポイントになるルールを採用しました。8着までしかスコアの入らない従来システムと違い、12着までスコアに関係してくるので、1レースの轟沈が結構影響してくる、安定性が重要なルールだと思うのですがどうなったでしょうか?

大会ルールはこちら

milkygreen.hateblo.jp

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以下、参加者さんの名前と出走馬のリストです。(パス受領順)

財前さん(ヒョッコリザイゼン)
Takkeさん(タッケオゼ)
みすずちゃん(ミスズボクワイヤダ)
ブリザガさん(ムーディーブリース)
ランドさん(ランドスピードオー)
フレイヤさん(フレアンビバレント)
アベルさん(アベルルナパーク)
パイパイさん(パイキング)
しおばあちゃん(シオフキレッツゴ)
こういっちさん(ノーチラスコウイチ)
さえこさん(バラッティエサエコ)
みるきぃ=ぐりぃん(ミルキイザナドゥ)
いけぽんさん(イケヒラガナ)

今回は残念ながら三強がフレイヤさん一人とちょっと寂しい状態。そのかわり、前回初参加したランドさんのところのリスナーが2名も追加参加。年末久しぶりにプレイされたというアベルさんと、前回リスナーとして来てくれていたしおばあちゃんですが、しおばあちゃんは知識量が半端なく強豪の匂いがプンプンしますね。
5大会連続で2位以上という素晴らしい成績を誇るTakkeさんももちろん参加してます。(というかルール発案者なんで強制参加)
いつも何か一つ足りない主催も今回は結構生産頑張ったようですか……。


まず、今回の皆さんの配合で驚いたことが。今回繁殖の能力差によるハンデがなかったとはいえ、13人全員が繁殖にキュービックムーンを選択するという珍事が。キュービックムーン×ヤマニンゼファーに人気が集中するだろうなという予想は立ててましたが……。まあ、気性大事な大会でアウトブリードでニジンスキーの効果が拾えるという点がたしかに大きかったですけど、配合が偏らないように実績Aを禁止したのはちょっと失敗でしたね。

 

それはともかく本番なんですが、始める前からいきなり波乱が起こりました。
今回気性の良いのが大事なので気性補正のある騎手に人気が殺到するのは解っていたのですが、滝登に3人……。まあここまではよくある話なのですが、問題はその戦績。

 ミルキイザナドゥ  → 30戦30勝
 ヒョッコリザイゼン → 38戦38勝
 シオフキレッツゴ  → 62戦62勝

待って、なにこの戦績?( ̄Д ̄;)
まあ以前にも5歳で63勝とか積んできた人はいましたけど、これにはちょっと度肝をぬかれましたね。ちなみに38戦積んでの乗り替わりは史上最高。同じ騎手を3人が30戦以上で取り合ったのは史上初です。
私もですが、財前さんは厳しい立ち上がりとなってしまいました。

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1R『新潟 芝:1400』(定量戦)
印を見ると、初参戦のしおばあちゃんのシオフキレッツゴがいきなり吉田◎を奪い、戦績だけでなく能力が高いところを見せつけます。やっぱりこの人只者じゃない……が、せっかく滝登を取ったにもかかわらずかなりイレ込みなのが気になるところ。
それ以外の馬としてはTakkeさんのタッケオゼの印がすごく良く、小川・佐藤・松本印◎を奪い非常に全体能力が高いところを見せつけます。一歩印では劣るものの同じような印がついてるのがフレイヤさんのフレアンビバレント。バランスが悪いですが吉田○は主催のミルキイザナドゥ、吉田印こそないものの小川・松本▲なみすずちゃんのミスズボクワイヤダは相当気性が良さそうだ。
さてレースですが、驚異の速度で先行するシオフキレッツゴをフレアンビバレント、タッケオゼが追いかける展開。しかし、コーナーで追いかける2頭を捉えたのは財前さんのヒョッコリザイゼンランドさんのランドスピードオー。残り200mで逃げていたシオフキレッツゴも抜き去ると最後は根性勝負、一瞬ランドスピードオーが前に出るが最後はヒョッコリザイゼンが先着しまず1勝となりました。
先行していた3頭は轟沈、特にシオフキレッツゴを追いかけるのにスタミナを使い果たした2頭は逆ワンツーとなってしまいました。逆に垂れた前の馬を続々と捉えて3着にさえこさんのバラッティエサエコが入線。

2R『中京 ダート:1000』(定量戦)
今回2レース組み込まれてるダート戦ですが、フレアンビバレントが吉田◎、初戦より短距離になったにもかかわらずシオフキレッツゴから印を奪い、ダートの適正が高いことを証明します。そのシオフキレッツゴは今度はちょいイレ込みで元の気性面の不安を露呈か?
短距離のダートなので根性の佐藤印◎なタッケオゼも気になる存在。ミルキイザナドゥはダート適性がないのが丸わかりの本紙以外全飛びですが……。
レース本番。コーナーまでは差し指示なこういっちさんのノーチラスコウイチを除き見事な横一線の団子状態。直線で徐々に脱落していく中、併せキャノンで残ったのは真ん中あたりを走っていた4頭。結果タッケオゼ、フレアンビバレントアベルさんのアベルルナパークブリザガさんのムーディーブリースの順に入線しました。
実は上位3頭の順は1Rの下位3頭と全く同じという奇妙な現象が。みるきぃ杯史上初めての珍事かもしれませんね。

3R『中山(ステイヤーズステークス) 芝:3600』(別定戦)
今回最長距離。印を見ると小川・吉田共に◎を奪ったのはミルキイザナドゥ。スタミナ面では今大会最高レベルなのを見せつけますが相変わらず松本印が飛んでるのと連続で大外なのが気になるところ。本紙以外をすべて○以上で埋めたのがタッケオゼ。気性を含めた適正ならミルキイザナドゥより上か? それ以外ではヒョッコリザイゼンの印も良いがパドックではかなりイレ込み。ここ2戦印の厚かったシオフキレッツゴは吉田△のみでスタミナ面での弱点を露呈。
レースは前6頭と後ろ7頭に分かれる展開。パイパイさんのパイキングを先頭にほぼその形が変わらないまま、最後の直線で先頭に立ったのはミスズボクワイヤダ。更に後方3頭も詰め寄ろうとするが、ここからパイキングが粘る。ミスズボクワイヤダをゴール手前で抜き返して見事この長距離戦を制しました。
このレース終了時点で首位に立ったのはミスズボクワイヤダ。数時間生産のネタ馬と聴いていたので以外な展開に。

4R『阪神朝日チャレンジカップ) 芝:2000』(別定戦)
非常に印が良いのがタッケオゼで、吉田のマークだけならミルキイザナドゥ。ほぼ先程の3600mと同じ印のつき方のようだ。
このレースはほぼすべての馬イレ込むことなくレーススタート。しかしゲートで思いっきりヒョッコリザイゼンが出遅れてしまいました。
まず前に2頭、超速馬シオフキレッツゴをミルキイザナドゥが追いかける展開。カーブを前にタッケオゼを筆頭に後続も詰め寄ってくる。
最後の直線、200mを切ってもまだ前の2頭は変わらず。しかし、ゴール手前で失速した2頭を後続3頭が捉え、1着に入ったのはタッケオゼ。以下フレアンビバレント、パイキングと入着。先頭を走っていた2頭は4、5着と順位を下げてしまいました。
このレースで3着に入ったパイキング、10ptを獲得し1位に浮上、フレアンビバレントが2位、タッケオゼが3位に上がってきました。

5R『中山(スプリンターズステークス) 芝:1200』(定量戦)
短距離なんでシオフキレッツゴの独壇場……と思いきや、最内を引いたにもかかわらずかなりイレ込み。滝登を確保したのは良いがどうも馬の気性が悪いのが厳しいか? それでも吉田◎は確保。○はタッケオゼで、1Rと200m短くなっただけでミルキイザナドゥと印が入れ替わったところを見るとスピード能力はタッケオゼのほうが上か? 吉田の印は△以上取れないものの、フレアンビバレントの印は全体的に厚い。
このレースも速度のあるシオフキレッツゴが鼻を切って直線へ。しかし直線でスタミナ切れを起こして脱落、代わりに先頭に立ったのはタッケオゼ、そしていけぽんさんのイケヒラガナが追走し一気にかわす……と思いきや、それ以上の速度でその外を駆け抜けていったのがフレアンビバレント。更に外からミルキイザナドゥも来ていたが先にゴールラインを抜けていきました。
これでフレアンビバレントが総合1位、3pt差でミルキイザナドゥが2位に浮上。3位に入ったムーディーブリースもパイキングと同点で3位に上がってきました。

6R『大井 ダート:2000』(定量戦)
さてあと3レース。ダート戦ですが、馬場が稍重となってそこまで影響は受けない感じか?
中距離なのにシオフキレッツゴが吉田◎を確保。ダートの適性も高いところを見せつけます。バランスの良さでフレアンビバレントが対抗、適正差で若干印が薄くなったがタッケオゼが3番手か? 総合2位のミルキイザナドゥは2R同様、適正のなさを露呈して吉田△のみ。しかも3度目の大外で枠順の運の無さがどう出るか?
このレースも鼻を切るのはシオフキレッツゴで逃げの体勢に入るが、その後ろにぴったりミルキイザナドゥがつける。3馬身ほど離れて何故か差し指示のはずのノーチラスコウイチがこの位置にいるが??
さて直線に入ると並びかけたミルキイザナドゥをシオフキレッツゴが突き放しにかかる。しかし、外からじわりじわりと詰め寄ってきたのがフレアンビバレント。ゴール手前で一気に抜き去ったかと思いきや、その2頭の間を縫って再加速したミルキイザナドゥがハナ差で1着ゴールイン。苦手なダート戦を制しましたが、フレアンビバレントも2着なので詰まったのは1ptのみ。

7R『東京(安田記念) 芝:1600』(定量戦)
ここに来て逃げ馬キラーの安田記念。印の上では▲ぐらいの馬が飛んでくることの多いレースですが、そう言う意味では吉田▲のヒョッコリザイゼン、△のフレアンビバレント、シオフキレッツゴ、イケヒラガナ辺りが有力候補か? 佐藤◎で逃げないであろうタッケオゼはともかく、吉田◎で佐藤無印のミルキイザナドゥはどう考えても分が悪い。ここで大きくポイントを落としたくないが、最内なのが救いか?
このレース、1頭大きく逃げたのは予想外のヒョッコリザイゼン。根性高めなのにこの大逃げはかかり逃げというやつか? 東京の長い直線でこれは自滅の可能性大。案の定、直線で垂れたヒョッコリザイゼンを捉えたのはタッケオゼ、しかしまだ400mを切ったところで先頭に立つには早すぎ、外から併せキャノンで4頭が加速、残り200mでタッケオゼを捕まえ……おっとここでアクシデントが! 4頭のうち一番内にいたミルキイザナドゥ、前を行くタッケオゼと横のイケヒラガナにブロックされて瞬間減速、キャノンからおいて行かれてしまいました。レースはその3頭の中にいたフレアンビバレントが優勝。イケヒラガナ、シオフキレッツゴと入線しました。
ミルキイザナドゥはなんとか4位に入るものの、最終戦を残してフレアンビバレントとの差は5ptと結構厳しい差に。

8R『凱旋門賞(ロンシャン) 芝:2400』(定量戦)
さて最終戦、純粋に着差が優勝に繋がります。4着差以内でフレイヤさんが2大会ぶりの優勝、5着差なら同点、それ以上なら逆転で17回大会以来の主催優勝もありえます。特に長距離戦ということで、ミルキイザナドゥ有利のレース。さてどうなるか?
パドックではお互いの馬が絶好調と表示されるも、一番人気は長距離に適正がないはずのシオフキレッツゴ。小川、吉田共に◎を獲得、これはSP値が1.1倍されるという超絶好調か? ミルキイザナドゥは両印○、フレアンビバレントは△となりました。なお、▲を奪ったのはタッケオゼ、ここまで総合6位で優勝どころか連続2位の記録もなくなってしまったが、ここで意地を見せるか。
序盤はいつものようにシオフキレッツゴが快速を活かして先頭に、ミルキイザナドゥはついていくが、フレアンビバレントは後ろのグループに。レース勝利は難しいが大崩しない動きか? 残り800mで2番手につけたミルキイザナドゥは直線に入り一瞬先頭に、しかしすぐにヒョッコリザイゼン、タッケオゼに抜かれてしまう。更に一旦後退したシオフキレッツゴが再加速しまた先頭に、そのままゴールラインを駆け抜けていきました。
問題の2位争いですが、4番手に後退していたミルキイザナドゥがゴール手前で再び加速、2番手を捉えたか? 



真ん中の馬なのですが、微妙に届いてませんね。(;´Д`)
んで、フレアンビバレントの姿は……ボケてよくわからないのですが、後ろの団子グループの中に黄色と黒のチェックが見えるような??

さて運命の結果。













あっ……。_(┐「ε:)_






という訳でフレアンビバレントが僅か1pt差での優勝フレイヤさんは13回目の優勝ですね。おめでとうございます。( ^-^)/:★*☆

印の上で圧倒してる部分はなかったと思うのですが、終わってみたら1着が2回、2着3回とその能力の素晴らしさを見せつけましたね。通常のスコアシステムなら大差勝利だったと思います。KSP75の3.5耐という化け物を引いておきながらあえてこっちを出す判断力も見事でした。今回三強が1人だけだったのですが、その重責?を見事果たしましたね。流石の一言につきますな。

さて、いつもは私の順位は後回しにするのですがあえてここに。
2位は主催のミルキイザナドゥでした。正直育成で迷った挙げ句騎手を取られ余り期待していなかったのですが、終わってみたら2R以外のすべてのレースで5位以上の安定感でこの順位に。気性が悪いと思われていましたがイレ込むことなくよく走ってくれました。
ただ……。ここでもう一度、参加者紹介のときの私のコメントを思い出してみましょう。

こう言う予告は当たらんでいいんだけどなあ。ほんと、毎回何かが足らないよねwww

3位は驚きました。今回は早出しネタ参戦とはっきり言っていたみすずちゃんのミスズボクワイヤダがこの順位に。わずかに7時間の生産ながらネタで終わらなかったのは気性90以上確定のいわゆる普通落着だったことと、長距離戦になるとなにげに吉田△がつくスタミナじゃないでしょうか? このルールではこういう選択もありなのかなと思ったりする一頭でした。

4位は初参戦ながら、KSP77という怪物を送り込んできたしおばあちゃんのシオフキレッツゴ。ほぼすべてのレースで先行しながら、2耐ちょっとしかないスタミナと気性の悪さが災いして沈んでいくレースが多かったのが少し残念でしたね。とはいえ後ろ3レースの3,3,1着はお見事。2400mに適正があるんでしょうか? 改めて調べてみたのですが超絶好調ではなく普通に毎回◎がついてました。このお方はほんと今後も侮れない存在になりそうですね。

5位はTakkeさんのタッケオゼ。全体でもトップクラスの能力を誇っていたもののこの順位で残念ながら連続2位も途切れてしまいました。とはいえ、2レース優勝するなどその実力は十分に発揮したと言えるでしょう。惜しむべくは1Rの轟沈最下位ですかね? あと、地味に優勝争いの鍵となる存在となってくれていました。^_^;

6位はパイパイさんのパイキング。まだまだダビスタ勉強中って感じですが、何か運を持ってるんでしょうか? 3Rの優勝や4Rでの3位などでスコアを稼ぎこの順位となりました。うちの大会、1R優勝ですらなかなかさせてもらえないので前回今回と確実に勝利してるのはお見事です。

更に下位に目を向けると、5RのスプリンターズSで3着に入ったブリザガさんのムーディーブリース、7Rの安田記念で最後3頭の併せキャノンで2着に食い込んだいけぽんさんのイケヒラガナ、初戦でいきなり優勝するも後半イレ込み祭りでスコアが伸ばせなかった財前さんのヒョッコリザイゼンなど、大体の馬が1Rは3着以内に入り一度は見せ所を作ってくれたのは主催としては嬉しいですね。

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ありそうで今までなかった今回ルールですが概ね好評でした。混戦を演出しながらも結局の所8戦もやると強い馬が上位に来るので比較的扱いやすいルールかと。次回以降も機会があれば採用していきたいと思います。

一人反省会はまた後ほど。最近書くのが遅くて申し訳ないです。