みるきぃはうす

ダビスタ99の攻略や、かつてニコニコ生放送で開いていたBC「みるきぃ杯」の情報があります。レトロゲーム大会の話も多め。

第45回みるきぃ杯ダービースタリオン99BC大会 結果報告(続き)

前回のブロマガの続きになります。あまりにも書くのが遅くなりすぎてとりあえず結果だけでも先に上げたかったので分割。<(_ _)>

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さて、大会自体はこのように個人的には大成功に終わったと思っているのですが、生産自体はあの42回に匹敵するような謎の現象に各人苦しめられたようです。
私自身正直なんじゃこりゃって感じでした。

自分の中では今回の大会は実績はBが最高だけど、牝馬は最高級レベルが使えるので、上位陣はスピードニトロ3の限界値であるKSP67に近いレベルでスタミナ勝負の大混戦を予想してました。もし、某攻略本の情報通りSPニトロ10未満でもKSP74までが保証されてる(ゼロ配合)のならもっと高いレベルの馬が出てくる可能性もあるかと。

しかし蓋を開けてみると各所から悲鳴が。自分自身やってみて異様な手応えに泣きが入りそうでした。KSP67は愚か、60台すらほぼ出ず。この繁殖レベルでなぜ!?と……。
(◎_◎;)

躍起になって生産数を重ねに重ねて、恒例のゴミカウンターは過去最高の867を記録したにも関わらず、代表に出したミルキイミロンの能力はKSP61の0耐。それも端数すらない0.0耐っていう酷いものでした。自分の紹介が雑な時は自信のない時なのですが、この能力値で自信を持てというのも酷な話。それでも大会ではアズグッドパイニーと並んで総合4位だったので、今回如何に全体の馬の能力が低かったのかがわかりますね。


どうしてこうなったのかを色々想像してみます。
まず、実績Bが使えるとはいえ、対象がニシノライデンしかいなかったこと。ニシノライデン距離適性が2000-2800mで、スタミナに寄り易い傾向があるんですよね。
今回そもそも使える種牡馬が4種類しかなく、私が使ったアンドレアモンも1800-2400mと短距離系とは言い難い。短距離の適性が一番なアルカングでも1600mだったりします。
とはいえ、距離適性の短い方が2000m以上の産駒で強い馬は過去にいくらでもいます。最強クラスも出しかねないバンブーアトラスを筆頭にタマモクロス、アスワン、ノーアテンションイナリワンなど……。

なんでちょっと別の考えを。これだけの大人数で大量生産したにもかかわらずKSP60を超えたのが数頭だったのを見るに、もしかするとニトロ自体が産駒の平均値に影響を及ぼしてるんじゃないか説です。今回はアズグッドアズニューという、セリで買える繁殖としては最高級レベルの速度を持ったものが使えたにも関わらずこの結果になったのは、何かしら距離適性以外のものが作用したんじゃないかと。となると今回ルールで制限したニトロに目をつけざるを得ないんですよね。

ニトロは限界値には影響するけど平均値には影響を及ぼさないってのが今までの一般論だったのですが、平均値にも影響を出してるのなら今回の結果には納得できる部分があります。また、こっちの説が正しいのなら、今回のお題である「ゼロ配合(ニトロ10未満は10とみなす理論)」は存在しないことになります。もし存在するのなら、平均値も上がって普段どおりの馬が引けていたはず。


さて、どっちの説が正しいのか? ここまで来たら分かる範囲は調べたいので、ちょっと実験で過去馬を使わせていただきました。<(_ _)>

ここにリストアップした馬は、過去大会の有力馬で、距離適性の短い方が2000m以上で、かつ実績がB以下とニシノライデンに近い条件の種牡馬を使った馬です。実績A混ぜちゃうと普通に歴代でもトップクラスのバンブーアトラス産駒とか入っちゃうんで。

レベルレンススズカ(ハーベストブラウン×オペラハウス)
レベルアバレダイコ(キスリング×イルドブルボン)
マグロミュスカデ(リトルパルテノン×ミホシンザン)
ミルキイディグダグ(エピキュリアン×アーミジャー)
ミルキイコバビーチ(ガスパッチョ×ムーンマッドネス)
イケパー(ヒアザフューチャー×メジロパーマー)

私の馬はまあ数合わせみたいなものですが、グランプリを走らせてみるとこうなりました。





グリュベールマグロ普通に強いですね。(○´д`A)

れべるあっぷさんの2頭は当時の大会で2位に入った強馬で、マグロミュスカデに関しては出場した大会を優勝しています。そのメンツの中に入っても2番人気を取れる実力があるってことは、どんなに良い繁殖を使っても実績Bで長距離向きの種牡馬を使うとKSP60台半ばを出すのが限界と見るのが正しのかなって感じがしました。

となると、ゼロ配合理論が崩壊したとも言えない感じですな。今回一番速かったグリュベールマグロが配合限界のKSP66だったそうですが、単純に16人掛かりでそれ以上を出せなかった可能性も無きにしろあらず。繁殖レベルが違うので結論付けるのも微妙な気はしますが、まあ大会で検証できるのはこれが限界かな?

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うちの大会は初代配合でリース種牡馬禁止という基本ルールがあって、その枠の中で大会を行ったのでこうなりましたが、そこにこだわらなければ検証例は色々ありますね。

例えば、初代配合ならリース種牡馬Indian Ridgeインディアンリッジ)って実績Aで低ニトロの馬がいるのでそれを使えば本当に出るのならKSP70ぐらいは軽く出そうです。Indian Ridge 自体超短距離系種牡馬なんで。(^^)
マレセレニタティスあたりどうでしょうか? 繁殖のSPが78もある上、グレイソヴリンのSPWが入るのでこれでスピード乗らないのが嘘でしょう。ただ、ゼロ配合理論が存在しないのならいくら頑張ってもKSP66以上は出ないはずです。



でもそれより確実そうなのは、チェックのしにくいスピードではなくスタミナでチェックする方法かな? 計算上、スタミナニトロ2以下だと4耐がでなくなるので、それでチェックすればいいかなと。晩成なら4耐のチェックも楽なので、世代配合にして締めを晩成にすれば。

例えばこんな配合はどうでしょうか?

元が高級牝馬の上に初代、締めと実績A、共に長距離系の種牡馬でスタミナだけを載せるのは楽かと。インブリード効果にSTアップはないけど、初代で3耐ぐらい引いておけば本来4耐は結構出るんじゃないかと思ったり。

まあ、世代配合に関してはよくわかってないからこの配合だと4耐自体が難しいとかあるかもしれないし、そもそも何百やれば「ゼロ配合はない」と言い切れるのかも難しい話なのですが、もし挑戦したいっていう人がいたらお願いします。

私自身時間があったらやってみたいな~。
(;^ω^)